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授業科目名 地域社会システム学実習II
時間割番号 L41001
担当教員名 渡邉 靖仁/門野 圭司/伊藤 一帆
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV-V 単位数 2
<対象学生>
3年
<授業の目的および概要>
経済学や経営学を活用できるようになるためには、理論の確実な理解、事例への広汎な知識の蓄積と同時に、実データに基いた諸分析を自ら実行できる能力の修得が必要である。本実習では、この分析能力の涵養を以下の3つのステップにより実現する。第一に、複雑なデータ処理に必要なプログラミングリテラシーを、数理解析ソフトMatlabを用いて修得する。第二に、分析に必要なデータを自ら検索し収集・取得するための方法を実践を通して修得する。第三に、取得したデータに基づき、各種経済・経営指標の算出、政策の定量的評価などを実行し、その成果をプレゼンテーションする。
<到達目標>
・データ処理に必要なMatlabプログラミングの基本を習得する。<BR>・経済統計などデータの取得方法を習得する。<BR>・データに基づいた経済分析を自ら実行し、その勘所をつかむ。
<授業の方法>
演習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 20  %Matlab課題 
2発表/表現等 80  %データ整理のプレゼンテーション:30点、分析課題のプレゼンテーション:50点。プレゼンテーションは、発表の巧拙よりも、内容を重視して評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
2年後期までの経済系、経営系、数学系の必修科目をすべて取得済みであること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小長谷一之・前川知史, 経済効果入門:経済効果入門: 地域活性化・企画立案・政策評価のツール, 日本評論社, ISBN:ISBN-10: 4535556601
<授業計画の概要>
第1回:Matlab基本操作を復習・整理する。<BR>第2回:Matlabによるデータ処理の基本を学ぶ。<BR>第3回:Matlabプログラミングの基本を習得する。<BR>(ここで、Matlab課題を提出)<BR><BR>第4回:インターネットによる経済等統計データの取得方法を習得する。<BR>第5回:(学外実習)グループごとに、データの探索と取得。<BR>第6回:(学外実習)同上<BR>第7回:取得した統計データの整理(Maltabプログラムを作成して)<BR>第8回:整理したデータをグループごとにプレゼンテーション。<BR><BR>第9回:受講生ごとに、それぞれの分析課題を定式化<BR>第10回:分析と教員とのディスカッション<BR>第11回:同上<BR>第12回:同上<BR>第13回:同上<BR>第14回:分析のまとめ<BR>第15回:分析結果のプレゼンテーション