山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 環境政治論
時間割番号 L40029
担当教員名 金  基成
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
2年次生
<授業の目的および概要>
 政治学及び環境政治学分野の基本的知識を踏まえて,人間と自然の共生に関する感受性,構想力,応用力を身に付ける。まず,環境的生存主義(suvivalism),持続可能な発展(sustainable development),エコロジー的近代化(ecological modernisation),エコロジズム(ecologism)など様々な環境言説の考え方とその政策的含意について学ぶ。そして,グローバル,ナショナル,ローカル・レベルで実施されている関連計画及び戦略の内容と事例を叩き台として,人間と自然の共生に欠かせない制度及びガバナンス上の諸条件と諸課題について学習する。
<到達目標>
人間と自然の共生に関する環境思想及び環境政治学分野の問題意識と基本的知識を身に付ける。
<授業の方法>
講義(討論を行うこともある.)
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %理解度を評価するための記述式,論述式試験. 
2試験:中間期 50  %理解度を評価するための記述式,論述式試験. 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. レジュメを配布する。
<参考書>
  1. J.S.ドライゼク, 地球の政治学―環境をめぐる緒言説―, 風行社
  2. 坪郷實, 環境政策の政治学―ドイツと日本―, 早稲田大学出版部
  3. 松下和夫, 環境政策学のすすめ, 丸善
  4. その他,関連論文など
<授業計画の概要>
1.ガイダンス<BR>2.地球生態系の危機<BR>3.限界<BR>4.生存主義<BR>5.プロメテウス<BR>6.持続可能な発展<BR>7.エコロジー的近代化<BR>8.中間まとめ<BR>9.生態系中心主義<BR>10.緑の党<BR>11.統合的環境政策<BR>12.参加と熟議<BR>13.政策の転換<BR>14.様々な課題<BR>15.まとめ