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授業科目名 環境健康科学
時間割番号 L02021
担当教員名 有田  順/中尾 篤人/森石 恆司/齋藤 正夫/久保田 健夫/山縣 然太朗/喜多村 和郎
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
生命工学科・地域食物科学科・環境科学科の3・4年次生、BT・WP過年度生
<授業の目的および概要>
環境因子や食事が人の健康に及ぼす影響を解説する。
<到達目標>
環境と健康の関係に関する概念、用語を説明できる。基本的用語の英語を挙げることができる。<BR>生体機能に関し概略を説明できる。<BR>正常人体機能が障害を受けた時の臨床症状を推論できる。<BR>主要な研究方法の概略を説明できる。<BR>環境と健康の関係について単に現象の羅列として覚えるのではなく、現象の下に隠れているメカニズムを常に考え、理解する態度を修得する。<BR>人を対象とした研究の手法と倫理的側面を理解する。
<授業の方法>
講義を中心に行う。適宜、講義の内容を纏めたプリントを配布する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 90  %総括評価の際に提出されたレポートを評価する。 
2受講態度 10  %授業への積極的参加を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
参考図書:「基礎から学ぶたのしい疫学」(中村好一著 医学書院)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小澤静司編集, 「標準生理学」, 医学書院
  2. ドアン, 「イラストレイテッド免疫学」, 丸善出版
  3. ナスバウム, 「トンプソン&トンプソン遺伝医学」, メディカル・サイエンス・インターナショナル
  4. 本田武司編集, 「はじめの一歩のイラスト感染症・微生物学」, 羊土社
  5. ワトソン, 「ワトソン遺伝子の分子生物学」, 東京電気大学出版局
<授業計画の概要>
10月 5日(月)<BR>第1回(森石恆司):新興再興感染症<BR>10月19日(月)<BR>第2回(森石恆司):食品・水媒介性感染症<BR>10月26日(月)<BR>第3回(中尾篤人):食物と免疫<BR>11月 2日(月)<BR>第4回(中尾篤人):食物以外の環境因子と免疫<BR>11月 9日(月)<BR>第5回(有田順):外部環境温度と体温調節<BR>11月16日(月)<BR>第6回(有田順):摂食調節と肥満<BR>11月26日(木)<BR>第7回(有田順他2名):総括評価:まとめ<BR>11月30日(月)<BR>第8回(斉藤正夫):環境化学物質と遺伝子異常<BR>12月 7日(月)<BR>第9回(喜多村和郎): 脳と環境の相互作用<BR>12月14日(月)<BR>第10回(喜多村和郎): 環境と脳の機能発達<BR>12月21日(月)<BR>第11回(久保田健夫):精神発達障害<BR>1月18日(月)<BR>第12回(久保田健夫):成人病の胎生期発症<BR>1月25日(月)<BR>第13回(山縣然太朗):疫学研究序説<BR>2月 1日(月)<BR>第14回(山縣然太朗):環境と子どもの健康<BR>2月 8日(月)<BR>第15回(山縣然太朗他3名):総括評価:まとめ