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授業科目名
担当教員
応用工学実験II
全教員
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
279002 2 (未登録) 3 後期 III-1-V-1
[概要]
先端材料理工学科の各教員が担当する実験を通じ,これまでの物理・化学・数学の講義や各教員の担当の講義・座学がどのように材料理工学に具体的に反映されているかを主体的行動的に学日取る.
[具体的な達成目標]
・各実験作業を教員の指導のもと手ずから主体的に実行する.<BR>・各実験に内在する物理的あるいは化学的原理を理解するとともに専門科目との関連性を学ぶ.<BR>・レポートの執筆を通じて,科学的理解力と表現力を養う.
[必要知識・準備]
・実験装置などに引っかからない作業しやすい服装・身支度でくること.<BR>・白衣着用の有無や詳しい持ち物については担当教員が支持する.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %科学的記述の適正,考察力,内容原理の学習 
2受講態度 60  %積極的実験態度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
以下の7テーマを2週にわたって行う<BR><BR>レーザー応用計測<BR>小型固体レーザーを用いて、レーザーのよい単色性と干渉性について実験で体験する。また、レーザー光の干渉と回折効果を利用して、波長オーダーの微小変位の計測方法と光学材料の特性評価方法を習得する。<BR><BR>材料の性質と状態図<BR>熱処理による相変態を観察し,状態図を用いて相形成を学習する.さらに硬さ試験や電気抵抗測定を行い,金属相と物理的性質の関係を学習する。<BR><BR>強磁性体の磁区観察<BR>強磁性体(鉄、ニッケル)表面を研磨し、ビッターパターンを光学顕微鏡で観察することにより、マクロな表面磁性に対する理解を深める。<BR><BR>走査トンネル顕微鏡用プローブの作製と評価<BR>プローブ顕微鏡用の金探針、白金イリジウム探針の作製を行い、そのプローブを用いて測定した像から、顕微鏡の空間分解能や像の質がプローブ形状にどのように依存するか検証し、走査型顕微鏡に関わる基礎を習得する。<BR><BR>MOSダイオードの作製と電気的評価<BR>Si基板上にSiO2絶縁膜をプラズマCVD法で堆積し、Alゲート電極を真空蒸着してMOSダイオードを作製する。作製したダイオードの容量のバイアス電圧依存性や測定周波数依存性を計測し、素子作製技術と評価技術を習得する。<BR><BR>真空技術とプラズマ診断<BR>真空作り方とその計測法の基礎を学ぶ。Arガス、窒素ガス等を用い、プラズマにより生成した原子・分子の発光スペクトルを計測する。また、ラングミュアプローブ法を用いてプラズマ密度を計測する。<BR><BR>有機色素分子の合成と光化学および電気化学特性の評価<BR>ポルフィリン及びその金属錯体を合成し、NMR・紫外可視吸収・蛍光・励起の各スペクトルとCVの測定を行い、有機物の同定と光化学・電気化学挙動について習得する。
[教育方法]
すべての実験に出席しレポートが合格の場合に単位が得られる
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)