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授業科目名
担当教員
土質力学第二
後藤 聡/荒木 功平
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264143 2 CE,CL 2 後期 III
[概要]
本講義では、「土のせん断特性」について詳細な学習を目標とする。
[具体的な達成目標]
「土のせん断特性」に関する基礎知識の習得,応用,それらに基づいた土質力学分野での問題解決能力を開発する。
[必要知識・準備]
地盤工学の中で、土質力学の基礎を学習する。必要な科目として以下が挙げられる。<BR>・土質力学及び演習第一<BR>・構造力学<BR>・微分方程式<BR>加えて,授業前の予習,授業後の復習をしっかり行うことが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %理解度と応用力を評価するために計算および記述式試験を行う。 
2試験:中間期 40  %理解度と応用力を評価するために計算および記述式試験を行う。 
3小テスト/レポート 20  %理解度と応用力を評価するために、小テストまたはレポート課題を出す。 
[教科書]
  1. 安田進、片田敏行, 後藤聡, 塚本良道, 吉嶺充俊, わかる土質力学 220問, 理工図書, ISBN:4844606913
  2. 安川郁夫,今西清志,立石義孝, 絵とき土質力学 改訂3版, オーム社, ISBN:978-4-274-21459-2
[参考書]
  1. 石原研而, 第2版 土質力学, 丸善, ISBN:4621049488
  2. 山口柏樹, 土質力学(全改定), 技報堂出版, ISBN:4765513424
  3. 石原研而、木村孟, 土木工学体系 8 土質力学, 彰国社版, ISBN:4395400086
  4. 安田進、山田恭央、片田敏行, 大学土木 土質力学, オーム社, ISBN:4274131181
[講義項目]
<講義項目><BR>  1.土のせん断強さと破壊<BR>  2.モールの応力円とクーロンの式<BR>  3.せん断時の体積変化<BR>  4.せん断試験と排水条件<BR>  5.一面せん断試験<BR>  6.三軸圧縮試験<BR>  7.一軸圧縮試験<BR>  8.中間試験と総括<BR>  9.土の破壊課程-応力経路<BR> 10.排水条件と粘土の強度定数<BR> 11.粘土の圧密と強さの関係<BR> 12.粘性土と砂のせん断強さ<BR> 13.砂の液状化<BR> 14.土の種類と安定計算<BR> 15.評価:総括・まとめ
[教育方法]
・講義により基本的な原理等を説明し、演習問題を解くことにより理解を深める。<BR>・例題や演習問題の解説を授業で行う。<BR>・実際の適用事例は現場の写真等を紹介して分かりやすいようにする。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
C.専門基礎学力
 社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として、構造力学、土木材料学、地盤工学、計画学、水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身に付ける。
[その他]
特になし。