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授業科目名 衣文化論
時間割番号 167810
担当教員名 岡松 恵
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
伝統的な着装や衣服をつくる暮らしから離れ,洋装化・既製服化した現代日本において,着る意味や衣服の変遷を見つめ直すことにより,各自の衣生活をより豊かなものにすることを目的とする。<BR>衣服がいかに人々を魅了してきたか,その背景にどのような染織技法や文化があったのか等,衣生活論でとり上げた内容を文化論的な視点から講述する。
<到達目標>
(1)◎知識と視野:主な衣服素材や染織技法について基礎的な知識を持ち,その背景にある社会状況や美意識についても理解できる。<BR>(2)能力と技能:衣服の持つ文化的側面に興味を持ち,自己の視点を持ったレポートにまとめることができる。<BR>(3)人間性と倫理性:衣服を切り口に自己や他者の多様性を肯定的に捉え,国際社会の中でより良い人間関係を構築する態度に繋げることができる。
<授業の方法>
講義中心。授業中に小テストを数回行い,レポートの提出を1回求める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %適切な資料を用い自己の視点に基づき作成したレポートの提出。 
2受講態度 30  %出席回数,ノートの充実度,積極的に発言する授業への取り組み姿勢等を合わせて評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業計画の内容は授業の進捗状況に応じて変更する場合がある。
<テキスト>
  1. プリントを配布する。
<参考書>
  1. 授業中に指示する。
<授業計画の概要>
第1回 中・高の家庭科でとりあげられる衣文化について<BR>第2回 人々を魅了した素材(麻)<BR>第3回 人々を魅了した素材(絹)<BR>第4回 人々を魅了した素材(綿)<BR>第5回 人々を魅了した素材(羊毛)<BR>第6回 人々を魅了した素材(化学繊維)<BR>第7回 人々を魅了した技法(織物)<BR>第8回 人々を魅了した技法(編物)<BR>第9回 人々を魅了した技法(染色)<BR>第10回 人々を魅了した技法(刺繍)<BR>第11回 人々を魅了した技法(継ぎ)<BR>第12回 衣服は語る<BR>第13回 禁じられた衣生活<BR>第14回 古の洗濯<BR>第15回 まとめ