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授業科目名 英文法演習
時間割番号 163805
担当教員名 松岡 幹就
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
英語の教科書や辞書に書かれていない文法規則が存在することを理解し、それらの規則を自ら解明する力を養成する。
<到達目標>
(1)英語の文法に関する先行研究を理解し、その内容を正確に説明できる。<BR>(2)英語の文法に関する問題を見出し、関係する資料を集めて分析できる。
<授業の方法>
毎回、決められた担当者が英語の文法の具体的な研究事例を要約して発表し、全員で疑問点などについて議論する。また、各自が文法に関する研究課題を1つ選び、その分析を試みる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %論理的思考能力、問題解決能力、観察/実験力 
2発表/表現等 50  %情報整理力、発表、表現力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
英語を学ぶ過程で疑問に思いながらも、教科書や辞書では十分に説明されていないため、そのまま棚上げにしておいた問題というのが誰にもいくつかあると思います。本講義では、特に、使役や時の表現に関するそのような疑問を探求します。標準的な文法から外れているように見える事例の背後にも、理路整然とした規則があることに気付いてほしいと思います。
<テキスト>
  1. 久野すすむ、高見健一, 謎解きの英文法: 使役, くろしお出版, ISBN:978-4-87424-638-2
  2. 久野すすむ、高見健一, 謎解きの英文法: 時の表現, くろしお出版, ISBN:978-4-87424-593-4
<参考書>
  1. 必要に応じて指示
<授業計画の概要>
第1週 導入<BR>第2週 使役動詞 make が表す意味<BR>第3週 He made her (be) more cautious.<BR>第4週 Make 使役の受身<BR>第5週 *The man made him die. が言えない理由 <BR>第6週 語彙的使役と迂言的使役の意味の違い<BR>第7週 Persuade 使役構文<BR>第8週 Let 使役文の受身 <BR>第9週 Cause 使役文とその受身文(1)<BR>第10週 Cause 使役文とその受身文(1)<BR>第11週 英語の進行形と日本語の「〜ている」<BR>第12週 状態動詞の進行形<BR>第13週 時制の一致<BR>第14週 Could の用法<BR>第15週 進行形や助動詞を用いた丁寧表現<BR><BR>上記は予定であり、進度によって変更する場合があります。