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授業科目名 環境化学実験I(コンピュ−タ活用を含む。)
時間割番号 162663
担当教員名 佃 俊明/(     )
開講学期・曜日・時限 前期・月・III-1-IV-1 単位数 1
<対象学生>
理科教育専修、環境科学コース
<授業の目的および概要>
無機化学、有機化学、分析化学、環境化学の知識を実験によって確かめ、化学的な原理・手法によって環境を理解し観察する力を深める。実験項目としては、無機陽イオンの定性分析、有機化合物の合成及び物性、環境汚染の原因物質の生成反応等を主な内容とする。実験デ−タの整理・解析にはコンピュ−タ(表計算ソフトおよび図表作成ソフト)を使用する。
<到達目標>
基礎的な実験を通して、実験器具・装置の取り扱いを習得すると同時に、データをまとめて結論を導き出す論理的な思考法を身に付ける。
<授業の方法>
指定教科書から厳選された課題を、受講生自らが実験する。実験実施に先立って実験内容に関する説明、実験を安全に行うための安全教育を行う。実験実施後、レポートを提出し、習得内容の整理・把握の機会とする
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %実験の目的を理解して、得られた結果を論理的に考察して結論を導いているか。レポート未提出の場合には、減点します。 
2受講態度 50  %実験への取り組み姿勢、装置・器具の取り扱い方、合理的な実験の進め方。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
実験科目なので欠席や遅刻は授業の理解と進行に支障を来します。単位取得には全時間出席が原則です。また、定刻に実験が開始できるように、遅刻をしないようにして下さい。他の実習等による欠席は、原則として考慮しません。実験の際には、必ず保護めがね、実験衣を使用してください。
<テキスト>
  1. 丸田銓二朗, 改稿・化学基礎実験, 三共出版, ISBN:9784782700617
<参考書>
  1. マクマリー 有機化学概説, 東京化学同人, ISBN:4807905880
<授業計画の概要>
実験器具の都合上、ローテーションにより順序が変わる場合がある。<BR>1.オリエンテーション<BR>2.基本操作I 測容器の使い方<BR>3.中和滴定I 酸と強塩基<BR>4.中和滴定? 強酸と弱塩基<BR>5.酸化還元滴定<BR>6.基本操作? ろ過、再結晶<BR>7.陽イオン分析I<BR>8.陽イオン分析?<BR>9.有機官能分析<BR>10.無機合成 ミョウバンの合成<BR>11.pHメーターの使い方<BR>12.電気分解I 分解電圧の測定<BR>13. 電気分解? 銅クーロメトリー<BR>14. 凝固点降下<BR>15. 総括評価・まとめ