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授業科目名 現代子ども論
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 063261
担当教員名 小西 貴士
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
全学生
<授業の目的>
現代社会を生きる子どもの姿を、写真や映像を使いながら読み解いていきます。社会にとって子どもとはいったいどんな存在なのか、子どもにとって子どもであるということはどういうことなのか、リアルな子どもの姿を題材に考えていきます。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野現代社会に求められる子ども観と発達観について、現在を生き、未来を生きる子どもの視点を持つことにより、新しい子ども観を獲得する点に、授業の目標があります。
2人間性と倫理性多様に広がる教育問題に対して、主観的で二項対立的な議論から自由になることが重要となります。そのためには、自分と違う他者の考えを尊重する姿勢が重要となります。
<授業の方法>
授業は、現代社会における子どもと教育の問題を、様々な映像資料や事例資料をもとに、考えあうことを基本にすすめていきます。知識を覚えることよりも、自分の身体で感じ、頭で考えることができるように授業を進めていきます。互いに考えたこと、感じたことを交流しながら、新たな学びが生成していくことを期待します。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %具体的な子どもの姿を、子ども観・教育観といった思想・理念とつなげる力が育っているか 
2小テスト/レポート 30  %課題に合わせて提出するレポートを、具体的・主体的にまとめることができるか 
3受講態度 20  %自らの考えを能動的に発言し、発表する主体性 
4発表/表現等 10  %経験と学問をつなげながら発表する力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小西貴士, 子どもは子どもを生きています, フレーベル館, ISBN:978-4-577-81352-2
<授業計画の概要>
1 子どもは子どもを生きています<BR>2 現在を生きる子どもたち<BR>3 森がはぐくむセンス・オブ・ワンダー<BR>4 子どもと森へ出かけてみれば<BR>5 子どもと自然(1)<BR>6 子どもと自然(2)<BR>7 子どもという自然(1)<BR>8 子どもという自然(2)<BR>9 子どもの成長と「物語」(1)<BR>10 子どもの成長と「物語」(2)<BR>11 社会と子ども(1)<BR>12 社会と子ども(2)<BR>13 私の中の子どもたち(1)<BR>14 私の中の子どもたち(2)<BR>15 子ども観を問い直す(まとめ)