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授業科目名 日本語表現の現在
分類・系統人文科学 文化系
時間割番号 063040
担当教員名 長谷川千秋
開講学期・曜日・時限 後期・火・V 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的>
日本語を当たり前のように使っているあなたは、日本語について何を知っていますか? 日本語について語ることができますか? ことばは、単なるコミュニケーションの道具ではありません。ことばは、そのことばを話す人の属する文化・社会と密接に結びついた、アイデンティティそのものです。本授業では、日本語の歴史を振り返りながら、現代の日本語表現について知ることを目的としています。特に、日本語の表現が多様であることの意味を、文化・社会と言語の関わりという観点から考えていきます。多様性のルーツをさぐるため、日本語の歴史(古語)を扱うことがあります。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野日本語に関する知識を養い、言語や日本文化をステレオタイプでなく多角的に捉える力を養う
<授業の方法>
講義を中心としますが、与えられた課題についてレポートを書き、発表する時間があります。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %論述式による試験を行う 
2小テスト/レポート 30  %与えられた課題に対して積極的に取り組んでいるか 
3受講態度 10  %受講にあたって質問をするなど積極的な態度が見られるか 
4発表/表現等 10  %与えられた課題に対して積極的に取り組んでいるか 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
日本語学に関する専門的な内容を、初めて受講する人にもわかりやすく解説していきます。自分自身のことばを振り返り、当たり前のようにして使っていることばのあり方、使い方に疑いをもち、答えを探求するという意識をもって受講してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1・2回 オリエンテーション、H26国語に関する世論調査から:ことばに対する意識・ことばは社会の影響を受けるもの<BR>第3・4・5回 新しいことばの生まれるしくみ:新しい方言、若者言葉、敬語<BR>第6・7・8回 日本語によるコミュニケーションを考える<BR>第9・10・11回 文字表記と日本文化:平仮名・片仮名・漢字の重層性<BR>第12・13・14回 語彙・語法と日本文化:ことばと社会・ひと<BR>第15回 まとめ・試験