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授業科目名 ドイツ語中級II(総合)
時間割番号 062123C
担当教員名 工藤 眞一
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
2.3.4
<授業の目的>
 主に、ドイツという国とその人びとのありようと文化を、森、川、都市、音楽、環境などの問題を通して、ドイツ人の生活感覚にも触れながら、探って見たいと思います。テキスト関連の教材、資料等も配付、使用していく予定です。 <BR> また同時に、21世紀の社会において求められる、一層の国際化にともない、ものごとに幅広く関心を持ち、かつ、多角的・多面的にとらえることのできるようなセンスのさらなる向上と発展を目指します。<BR> <BR> 1年次のドイツ語の復習もできる、このテキストには、「ドイツにおける日本」、「日本におけるドイツ」、という、その両方に関心を持ってもらえるジャンルを取り扱った内容も含まれています。<BR> その意味において、この時間でも、そうした視点に立って、広範な文化現象を含んだ「異文化理解」、「異文化交流」というテーマでも授業を進めて行きたいと考えております。<BR> <BR> テキストは12課構成ですが、どの課からでも入りやすく、やさしく、読みやすいレベルと内容で、かつ興味深く、コンパクトにまとめられています。<BR> そのため、前期クラス、後期クラスのどちらからスタートしても構いません。<BR>安心して受講して下さい。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野1. 受講者は、各課ごとの文章を読み、その意味内容を理解できる。
2. 受講者は、各課ごとのテーマについて、自ら調べ、報告し、討論することができる。また、それらをまとめて提出できる。
2 能力と技能ドイツ語によるコミュニケーション能力を涵養する。
3 人間性と倫理性言語によるコミュニケーションは人間性と倫理性によって成立する。このことに思いを致しながらトレーニングを行う。
<授業の方法>
文法学習項目を中心に進む各課において、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をなるべく満遍なくトレーニング出来るよう学習する。<BR><BR>1) 毎時間、独和辞典は必ず持参することを履修の最低条件とします。<BR><BR>2) 下記のテキストを使用しますが、テキストに関連するプリントも配付しますので、受講者は授業に出席して、各時間に配付するこのプリントを受け取ることを履修の必須条件とします。<BR><BR>3) 予習時間: 30分以上<BR><BR>4) 何より、本人のやる気が一番です。具体的には、各個人の発表を含む、日常の授業への取り組む態度の評価を50%、定期試験40%、レポート提出を10%として評価します。原則として、全授業時間数、15回の内、13回以上の出席を定期試験の受験資格とする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %原則として、全授業時間数、15回の内、13回以上の出席を定期試験の受験資格とする。授業理解度 
2小テスト/レポート 10  %テキストと連動するテーマについてのレポートを提出する。実施の詳細は、教室内にて発表する。授業理解度 
3発表/表現等 50  %辞書を引いて、各課ごとの短文を和訳する。各課ごとの練習問題も。知的好奇心と探求力。積極的な個人の発表実績。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1) 成績評価とも関連しますが、授業中の無自覚で迷惑な私語や目に余る遅刻などは、その対策を明確に示すつもりです。課題提出物についても、その内容をよく吟味するとともに、提出期限の厳守を求めます。<BR><BR>2) 辞書について一言。各時間ごとに、入念に説明し、使用するので、辞書携帯を毎時間の出席の最低条件とします。辞書チェックをすることもあるかもしれません。<BR><BR>3) また、授業中の携帯電話等の使用については、その都度授業が中断されるばかりか、その他の出席者の迷惑にもなりますので、私の授業に関する限り、その使用を固く禁止します。
<テキスト>
  1. 小塩 節, ドイツ こころの旅, 朝日出版社, ISBN:4-255-25236-X
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 この授業に関するガイダンス <BR>第2回 音楽の都、ウイーン(1)<BR>第3回 音楽の都、ウイーン(2)<BR>第4回 パイプオルガンの響き(1)<BR>第5回 パイプオルガンの響き(2)<BR>第6回 アルプスを越えて &#8211; ブレンナー峠(1)<BR>第7回 アルプスを越えて &#8211; ブレンナー峠(2)<BR>第8回 作家や詩人の朗読会(1)<BR>第9回 作家や詩人の朗読会(2)<BR>第10回 小説家、ヘルマン・ヘッセ(1)<BR>第11回 小説家、ヘルマン・ヘッセ(2)<BR>第12回 小説家、ヘルマン・ヘッセ(3)<BR>第13回 ドイツ人について(1)<BR>第14回 ドイツ人について(2)<BR>第15回 まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。