授業科目名
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地域社会システム学セミナーII
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時間割番号
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L41005 C
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担当教員名
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稲田 和也
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開講学期・曜日・時限
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前期・木・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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地域社会システム学科3年生(履修を認められた者)
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<授業の目的および概要>
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(本科目は、「社会経営学セミナーI」に加え、もう一人、別の教員のセミナーを受講したい場合に選択する。)<BR>担当教員を一人選択し、その教員の指導の下に学生自身の研究成果の発表や国内外の新しい情報を収集・整理したものの発表を行い、それに関する討論を実施する。卒業研究の実施に必要な論文作成能力・プレゼンテーション能力・英語文献読解力を習得することを目的とする。<BR>授業テーマ:地域社会における民法(財産法)の活用<BR>授業内容:民法のうち契約法などの財産法が、地域社会においてどように活用されているか情報収集・整理し、報告レポートの(論文形式)をまとめることにより論文作成能力を取得する。また、まとめた成果を発表し、討論を実施することによりプレゼンテーション能力を習得する。さらに、英米法の基本的概念であるコモンローの形成過程に関する英語文献の輪読を行い、読解力を習得する。
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<到達目標>
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新聞記事、裁判例などを素材として、実際の民事法(民法その他)が適用されている場面あるいは制度を発見し、さらに問題点や疑問点を意識する能力を身につける。また、これらの問題点などを解決するための調査能力の基礎を身につける。<BR>また、英文文献購読では、英米法の基礎理論を知り、日本法との違いを理解する。
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<授業の方法>
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・演習形式で行う。<BR>・英文文献購読は輪読形式で実施する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 受講態度 | 20 % | 積極的に議論に参加したか。 | 2 | 発表/表現等 | 80 % | 自らの疑問点や問題意識を的確に他人に伝えたか。そのための準備が十分なされているか。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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・教員は基本的な知識と素材を提供するだけであり、受講生(ゼミ生)が主体的に学習し、議論に参加することを希望する。<BR>・議論に参加するためには、予習が必須となる。<BR>・六法持参のこと。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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第1回:ガイダンス<BR>第2回から第7回:社会における民事法の適用(社会とのつながりに関する論文や裁判例の読み方の演習、裁判所見学などを実施する。)<BR>第8回から第11回:英文文献購読(コモンローの生成に関する英文文献を一緒に読んでゆく。)<BR>第12回から第15回:報告とディスカッション(ゼミ生による報告とそれに基づくディスカッションを実施する。) <BR><BR>外部機関・講師との調整等を行いますので、詳細のスケジュールは、ガイダンス時に案内する。<BR>ゼミ生の興味や意向により、内容を変更する場合がある。
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