山梨大学電子シラバス

授業科目名

助産診断･技術学２(分娩期助産診断･技術学)

担当教員

小林　康江／丸山　和美／渡邉竹美

時間割番号

単位数

履修年次

期別

H007154

前期

［学習目標］

分娩期、産褥期、新生児期における助産の判断・実践に必要な基本的知識・技術を習得する。 本科目は、助産師が行う臨床判断で必要となる基本的な分娩･産褥･新生児の知識を修得する科目です。科目には、自発的・積極的に取り組むことを強く要求します。

［授業計画］

回	日程	　	時間	内容	担当<BR>1	4月9日	水	3限	分娩経過中の診断（１）	小林･渡邉<BR>2	　	　	4限	分娩経過中の診断（２）	小林･渡邉<BR>3	4月10日	木	3限	分娩経過中の診断（３）	小林･渡邉<BR>4	　	　	4限	分娩経過中の診断（４）	小林･渡邉<BR>5	　	　	5限	分娩期の異常と処置：分娩3要素(娩出力、娩出物)の異常と対処；微弱陣痛、NRFS、骨盤位	産婦人科医：小笠原<BR>6	4月11日	金	3限	分娩介助の診断	小林･渡邉<BR>7	　	　	4限	分娩第３・４期の診断	小林･渡邉<BR>8	　	　	5限	分娩期の異常と処置：分娩3要素(産道)の異常と対処；器械分娩、帝王切開	産婦人科医：小笠原<BR>9	4月14日	月	1限	パルトグラムを用いた助産計画と評価、ケースレポートのまとめ方	小林<BR>10	　	　	2限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　１　　　　　　　　　　　　	小林･渡邉<BR>11	　	　	3限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　２	小林･渡邉<BR>12	　	　	4限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　３	小林･渡邉<BR>13	4月15日	火	1限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　４	小林･渡邉<BR>14	　	　	2限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　５	小林･渡邉<BR>15	　	　	3限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　６	小林･渡邉<BR>16	　	　	4限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　７	小林･渡邉<BR>17			5限	ケーススタディー(分娩進行の判断)　８	小林･渡邉<BR>					<BR>回	日程	　	時間	内容	担当<BR>18	4月16日	水	3限	正常褥婦・帝王切開褥婦の診断とケア（１）	小林<BR>19	　	　	4限	〃　　　　　　　　　　　　（２）	小林<BR>20	4月17日	木	3限	早期新生児の診断とケア（１）	小林<BR>21	　	　	4限	〃　　　　　（１）	小林<BR>22	4月18日	金	3限	・山梨県の周産期医療の状況	小児科医:内藤<BR>23	　	　	4限	・胎児期から新生児期への移行・呼吸/循環動態から考える生じやすい異常	小児科医:内藤<BR>24	　	　	5限	・新生児蘇生の基礎・NICUツアー	小児科医:内藤<BR>25	4月21日	月	1限	母乳ケア(1)	小林<BR>26	　	　	2限	母乳ケア(2)	小林<BR>27	　	　	3限	ハイリスク妊産褥婦の看護（１）	小林<BR>28	　	　	4限	ハイリスク妊産褥婦の看護（２）	小林<BR>29	4月22日	火	3限	地域母子保健（１）	小林<BR>30	　	　	4限	地域母子保健（２）	小林

［到達目標］

臨床判断に必要な情報収集の視点や情報、さらに基礎的な技術の獲得ができる。 行動目標 A. 知識 1) 分娩経過中の臨床判断に必要な視点と、含まれる情報が説明できる。 2) 分娩経過を判断する情報収集の方法が説明できる。 3) 産褥経過中の臨床判断に必要な視点と、含まれる情報が説明できる。 4) 産褥経過を判断する情報収集の方法が説明できる。 5) 新生児の経過の臨床判断に必要な視点と、含まれる情報が説明できる。 6) 新生児の経過を判断する情報収集の方法が説明できる。 7) ハイリスク妊産褥婦のケアに必要な情報とケアの考え方が説明できる。 8) ハイリスク新生児のケアに必要な情報とケアの考え方が説明できる。 B. 技術 1) 分娩の経過の判断に必要な情報収集ができる。 2) 褥婦の経過の判断に必要な情報収集ができる。 3) 新生児の経過の判断に必要な情報収集ができる。 C. 態度 1) 自己管理の能力：自らを律して行動できる 2) チームワーク、リーダーシップ：他者と協調･協働して行動できる。他者に方向性を示し、目標の実現のために力を集めることができる 3) 倫理観：自己の良心や社会の規範やルールに則って行動できる。 4) 専門職としての社会的責任：助産学生としての意識を持ち、社会の発展のために将来助産師として積極的に関与できる力を養う。 5) 生涯学習力：卒後も自律･自立して学習できる力を養う。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	70 %	一定以上の出席者のみに試験を行う。講義の理解度、知識の定着を問う。
2	小テスト／レポート	20 %	指定された課題の提出状況と内容により評価する。
3	受講態度	10 %	議論における発言の積極性を評価する。

［教科書］

［参考書］

(未登録)