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授業科目名
母性看護活動論1(母性看護活動論)
担当教員
中込 さと子/丸山 和美/渡邉 竹美
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H004472 2 2 通期
[学習目標]
GIO<BR> 母性看護学における臨床看護実践に必要な知識を学習する。<BR><BR>SBO<BR>A.知識<BR> 1.母性看護の役割、法的責任と倫理について説明できる。<BR> 2.女性の身体の形態と機能の特徴について説明できる。<BR> 3.妊娠・分娩・産褥の機序を説明できる。<BR> 4.胎児期から新生児の生理と発育について説明できる。<BR> 5.ハイリスク妊娠・分娩の問題点を説明できる。<BR> 6.妊娠、分娩、産褥期の女性および胎児・新生児の特性をふまえた看護を説明できる。 <BR><BR>B.技術<BR> 母性看護学の知識と理論を用いて、母性看護に関連した諸課題を分析する。<BR><BR>C.態度<BR> 看護師としての態度、倫理的配慮、人間関係技能を向上させる。
[授業計画
前期授業日程				<BR>日程		時間 	担当   	授業内容<BR>1	4月14日	3	中込		<BR>2		4	中込	妊娠期の身体のしくみ	受胎、胎児の成長・発達・成熟、胎児付属物、母体の変化、ハイリスク妊娠の概念<BR>3	4月21日	3	中込	図書館ガイダンス	文献の探し方<BR>4		4	中込	図書館ガイダンス	レポート課題あり  提出期限 5月12日)<BR>5	4月28日	3	中込	ハイリスク妊娠 1	妊婦と胎児に見られる異常(悪阻、流産、胞状奇胎、血液型不適合妊娠、早産、前置胎盤、常位胎盤早期剥離<BR>			1グループ	流産について	定義、症状、頻度、原因・病態、検査・診断(鑑別診断)、治療法<BR>6		4	多賀谷	ハイリスク妊娠 2	妊娠高血圧症候群、妊娠に非特異的な母体の合併症(糖尿病、心疾患、腎疾患、膠原病、甲状腺機能異常、感染症)<BR>7	5月12日	3	中込	妊娠期における母子の看護	妊婦健康診査、<BR>			2グループ	妊婦健康診査について	法的根拠、目的、内容、実施者・場、母子保健システム<BR>8		4	多賀谷	ハイリスク妊娠 3	検査法;超音波検査(胎児形態異常と胎児付属物異常)、胎児well−beingの判定(胎児機能不全)<BR>9	5月19日	3	中込	健康相談・健康教育	倫理的課題(28-33)、遺伝相談(190-200)、ケアリング(55-56)、危機介入(p53-54)、ロールモデル(p46-53)<BR>			3グループ	セクシャリティについて	セクシャリティ(3章p62-84)、10代の性がもたらす問題の多様性(6章p160-9)<BR>10		4	大木	リプロダクティブヘルスをめぐる治療	人工妊娠中絶(子宮内掻爬)、様々な性感染症の治療、生殖補助医療<BR>11	5月26日	4	丸山	妊娠期のアセスメント	まとめ方、実習記録の書き方の説明<BR>			4グループ	看護過程について	情報収集、アセスメント、ケアプラン、実施、評価(p280-284)<BR>12	6月2日	4	丸山	妊娠期のアセスメント	妊娠期の看護過程の評価<BR>			5グループ	妊娠期のアセスメントの発表	<BR>13	6月9日	3	中込	分娩の生理	分娩開始と進行、分娩の三要素、分娩のメカニズム<BR>			6グループ	分娩の三要素について	各々が分娩経過にどのような影響を及ぶすか、<BR>14		4	上田	母子の栄養	<BR>15	6月16日	3	中込	正常産婦の分娩管理	<BR>			7グループ	産婦のフィジカルアセスメント	頻度、方法、内容<BR>16		4	多賀谷	産婦に見られる異常	陣痛の異常、胎児機能不全、産道の異常など。<BR>17	6月23日	3	中込	パルトグラムの判読の仕方	胎児機能不全について<BR>			8グループ	パルトグラムとは	目的・方法<BR>18		4	渡邉	子宮収縮薬の管理・母体ショックへの対応	分娩誘発と陣痛促進の方法と管理・ALSOの理論の概要<BR>19	6月24日	1	中込	産痛緩和について  事例紹介	<BR>			9グループ	出産準備プログラムについて	<BR>20		2	中込	分娩期のアセスメント	<BR>			10グループ	分娩期のアセスメントの発表	<BR>21	6月30日	4	渡邉	急速遂娩術とその管理	会陰切開術、吸引分娩、鉗子分娩、帝王切開術・ 麻酔の方法<BR>22	7月7日	3	中込	切迫早産妊婦のケア	<BR>			11グループ	切迫流産・切迫早産がもたらす胎児・母体の課題	<BR>23		4	中込	妊娠・分娩期のまとめ	<BR>24	7月14日	4	中込	第1回試験日	<BR>後期授業日程<BR>25	10月8日	3	中込	第2回試験日<BR>26		4	中込	第3回試験日<BR>27	10月15日	3	安藤	正常新生児<BR>28		4	安藤	正常新生児<BR>29	10月22日	3	安藤	早産児<BR>30		4	安藤	早産児<BR>30	2月4日	2	安藤・中込	定期試験
[到達目標]
本科目終了時は、現代の周産期医療の諸問題への関心が高まり、看護者の役割について考えられるようになるでしょう。また臨床実践を行うための分析力の基礎を習得しているでしょう。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 90  %(各30点) 
2受講態度 10  %3分の1以上の欠席は不可となります 
[教科書]
  1. 新道幸惠他編, 母性看護学1 母性看護学概論/ウィメンズヘルスと看護, メヂカルフレンド社,2013, ISBN:978-4-8392-3287-0
  2. 新道幸惠他編, 母性看護学2 マタニティサイクルにおける母子の健康と看護, メヂカルフレンド社,2013, ISBN:978-4-8392-3288-7
[参考書]
(未登録)