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授業科目名 近代文学特論B
時間割番号 542035B
担当教員名 大木 志門
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
大学院全学生
<授業の目的および概要>
夏目漱石『こころ』について書かれた膨大な研究論文から、時代を追って代表的な論を可能な限り読んでゆく。その過程を通じて「作家論」「作品論」「テクスト論」「読者論」「都市論」「ジェンダー論」「文化研究」等々、文学研究の基礎であり、また教材研究に応用可能な様々な方法論を理解することを目指す。講義中心だが、受講者の理解度を確認するため、それぞれの論文の要点や問題点等を書き出す時間を適宜設ける。
<到達目標>
近代文学を研究するために必要な考え方を理解し、それをもとにして各人の研究テーマに沿って、注釈・資料調査・論文批判・立論する方法を学ぶ
<授業の方法>
演習形式で進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %発表を発展させた期末レポート 
2受講態度 30  %課題に即して議論を進めることができたか 
3発表/表現等 40  %適切な発表を行うことができたか 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
修士論文を執筆するにあたり、方法論への意識を持ち、自らの問題意識に対してどのような方法をもってあたるのが適切かを常に考えるようにしてください。
<テキスト>
  1. プリントを配布します。
<参考書>
  1. 適宜指示します。
<授業計画の概要>
1、オリエンテーション<BR>2〜14、演習参加者の発表および討議<BR>15、まとめ