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授業科目名
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担当教員
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電機制御工学
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佐藤 隆英
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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282007 | 2 | EE,ES過年度生 | 3 | 後期 | 水 | III | ||||||||
[概要] | ||||||||||||||
工場におけるオートメーション化を担う産業用ロボットをはじめ自動車や電化製品などの様々な製品に電気による自動制御技術が利用されている。電動機などを含むシステムの制御を実現するためには自動制御の理論に識に加えて「電動機」「電気回路」「電子回路」「ディジタル回路」「計算機アーキテクチャ」や「制御対象に関する物理」など幅広い分野の知識を総合的に用いる必要がある。<BR> 本講義では、電動機を含むシステムの制御を実現する方法について学ぶ。これまで学んできた様々な知識を結びつけ、具体的なシステムの制御を実現する手法を身に着ける。<BR>尚、本講義は電気主任技術者用の科目であり、卒業要件とはならないので注意すること。 | ||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||
(ア)電動機およびその駆動回路の種類と特性を理解している<BR>(イ)直流電動機の特性と速度調整法が説明できる<BR>(ウ)位相制御整流器の動作と特徴を理解している<BR>(エ)DCチョッパの動作と特徴を理解している<BR>(オ)直流電動機の特性式からブロック図を導ける<BR>(カ)直流電動機の速度制御および位置制御を実現するフィードバック系を設計できる<BR>(キ)ディジタル制御系の要素と構成について理解している<BR>(ク)自己保持回路を含む基本的なリレーシーケンス回路が設計できる。<BR>(ケ)非同期順序回路の解析,設計ができる | ||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||
制御理論、電気回路、電子回路、エネルギー変換工学、ラプラス変換に関係する知識。 | ||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||
1.直流電動機の基本式<BR>2.直流電動機の速度調整法<BR>3.位相制御整流器の基礎<BR>4.直流電動機の位相制御整流器による駆動特性<BR>5.DCチョッパの基礎<BR>6.直流電動機の降圧型チョッパによる駆動特性<BR>7.制御系の基礎(制御系の種類,基本構成)<BR>8.フィードバック制御の基礎(ラプラス変換,伝達関数、ブロック線図)<BR>9.フィードバック制御の基礎(直流モータのブロック図・伝達関数,ボード線図,ナイキスト線図)<BR>10.フィードバック回路の基礎(定常誤差,閉ループ伝達関数,1次系及び2次系の時間応答)<BR>11.フィードバック回路の基礎(開ループ伝達関数,系の安定判別,位相余裕,ゲイン余裕,設計法)<BR>12.サーボ系の設計(サーボ系の要素,伝達関数,ボード線図)<BR>13.シーケンス制御(シーケンス制御系の基本構成 簡単な設計例)<BR>14.ディジタル制御回路の設計<BR>15.総括評価 まとめ | ||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||
前半は、教科書に沿った講義を行う。<BR>後半は講義中に参考書等を紹介する。 | ||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||
(未登録) |