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授業科目名
担当教員
特別講義
國井 良昌/毛利 宏/清水 毅
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
281011 1 D 4 集中 (未登録) (未登録)
[概要]
國井教員<BR>板金,樹脂,切削に関する加工法を理解するとともに、加工法別のコスト意識を養う。<BR>詳細は、別紙の「セミナー企画書」に記載する。
[具体的な達成目標]
國井教員<BR>技術者として必要な加工法の基礎知識を理解し、簡単な設計見積り(原価)を算出してみる。<BR>詳細は、別紙の「セミナー企画書」に記載する。
[必要知識・準備]
100円ショップの商品が、何故、100円で販売できるのか興味があること。<BR>何故、中国生産が必要なのか興味があること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %課題に対する理解力 
2受講態度 40  %授業中に実施される質疑応答の内容と意欲 
[教科書]
  1. 國井良昌, ついてきなぁ! 加工知識と設計見積り力で『即戦力』, 日刊工業新聞社刊, ISBN:-10-4526060690
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
新人技術者として理解しておくべき基本的知識と、中国生産という時代の流れを捉えながら、日本の将来を語れる技術者の第一歩を学ぶ。<BR><BR>國井教員から<BR>「今の若手技術者は加工現場を知らない」とよく言われます。しかし、多くの加工現場が海外へ移転している現在、若手技術者達は、どのように加工知識を吸収すればよいのでしょうか?<BR>一方、機械設計者は「10年かけて一人前」になると言われていますが、今はそのようなのんきな時代ではありません。「即戦力」が求められています。しかし、即戦力と言っても、一体何から学べば即戦力となるのか、設計の現場では意外と理解されていません。<BR>以上の結果、加工不可能や組立て不可能な図面や、自分で設計した部品すら、コスト見積りができない状態にまで落ちている場合があります。<BR><BR>そこで本講義では、以下の設計ノウハウを提供します。<BR>? 使用頻度の高い加工法に注力することで、よい設計の基本を理解する。<BR>? 図面を描く一歩手前に、重要な設計プロセスがあることを理解する。<BR>? 門外不出の加工限界データや、同、見積りデータに基づき、自分で設計した部品のコスト概算ができる。
[教育方法]
一方的な講義ではなく、常に質疑応答(Q&A )を繰り返しながら、<BR>以下の設計ノウハウを提供する。ただし、基本的な知識に限定する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械デザインコース》
(C) 【機械工学の基礎】
機械工学に関する基礎知識を修得し,これらの知識を活用して機械工学に関連する諸問題が解決できる能力を身につける.
[その他]
実際の現場での設計・開発を含めてお話してくださいます.<BR>設計・開発に進みたい学生さんには必聴の講義です.