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授業科目名
担当教員
水質学
平山 公明
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
274420 2 CE, CL過年度生 3 前期 I
[概要]
 水は様々なところに存在し,人はそれを様々な目的に使用している.ある水が利用目的に合うかどうかを判断する時,水質指標を用いる.水のきれいさを示すのにも水質指標を用いる.この授業では,土木環境工学に関わりの大きい水質指標について,その必要性,測定方法,変化要因を理解する.
[具体的な達成目標]
1.水の特殊性を説明できる.<BR>2.水の汚れに用いる水質指標をあげ,その意味を説明できる.<BR>3.いくつかの主要な水質の測定方法を理解している.<BR>4.物質の汚染性,毒性を性質に基づいて説明できる.
[必要知識・準備]
 化学的指標がすべての水質ではないが,基礎化学での知識を復習しておくことは,理解の向上につながる.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 45  %授業理解力,表現力 
2試験:中間期 45  %授業理解力,表現力 
3小テスト/レポート 10  %各単元への取組状況と理解度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 宗宮功,津野洋, 環境水質学, コロナ社, ISBN:4-339-05209-4
[講義項目]
1.水の利用と特性<BR>2.水の異常性<BR>3.溶媒としての水<BR>4.溶液,溶液内での反応<BR>5.平衡<BR>6.コロイド<BR>7.水の地球化学的性質<BR>8.前半確認:1〜7の内容について,理解度向上のための確認と解説をおこなう.<BR>9.水質指標と測定法,水質の基準<BR>11.物理化学的指標,五感指標,有機物指標<BR>13.有毒有害物関連事項<BR>13.物質の化学的特性と毒性<BR>14.栄養塩,生物指標<BR>15.後半確認:8〜14の内容について,理解度向上のための確認と解説をおこなう.
[教育方法]
講義中心で進度に応じて演習を行なう.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
F.問題の把握および解決能力
 社会基盤や環境整備の設計・計画などにおける問題・課題を的確に把握し、その解決に専門基礎科目で習得した知識・技術を応用できる能力を身に付ける。
[その他]
オフィスアワー:月曜5限