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授業科目名
担当教員
組込み情報処理演習
吉川 雅修
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273133 1 CS,G過年度生 3 後期 IV
[概要]
科目「組み込みシステム」および科目「ディジタル信号処理」の内容に対応して統合的な演習を行う.前半では組込み向けプログラミング言語と開発ツールキットを利用した開発の実際を理解する演習を行い,後半では応用としてディジタル信号処理を題材にした実験と実装を行う.
[具体的な達成目標]
授業の到達目標及びテーマ<BR>(1) 組込みソフトウェアの開発技法の実例を理解する.<BR>(2) ディジタル信号処理に関して実験を通し理解する.<BR>(3) ディジタル信号処理を題材にしたシステムの設計と実装ができる.
[必要知識・準備]
3年前期「組み込みシステム」の履修経験があることを前提とする。<BR>ディジタル回路に関する基礎的な知識を有することを前提とする。2年前期実験科目「ハードウェア基礎実験」の履修経験があることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 10  %演習内容や実験についての基礎知識を身に付ける 
2試験:中間期 10  %演習内容や実験についての基礎知識を身に付ける 
3小テスト/レポート 70  %複数の演習を統括した報告書を作成し提出する. 
4受講態度 10  %毎回の演習に関する報告書を提出する. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
(1) 組込み向けプログラミング言語<BR>(2) 開発ツールキット<BR>(3) 開発環境,リアルタイムOS<BR>(4) クロス開発(1)小規模プログラムの作成<BR>(5) クロス開発(2)中規模プログラムの作成<BR>(6) 正弦波発生器の作成<BR>(7) AD/DA変換器で音を出す<BR>(8) ディジタルフィルタで音を変える(その1)<BR>(9) ディジタルフィルタで音を変える(その2)<BR>(10) ミニ電子楽器の仕様策定<BR>(11) モデル化と設計<BR>(12) 実装<BR>(13) テストとデバッグ(1)チェックリストでの確認と修正<BR>(14) テストとデバッグ(2)修正と第三者テスト<BR>(15) 総括評価とまとめ
[教育方法]
学科実験室を利用して実験主体で実施する.<BR>実験内容は予定であり,学期開始前に変更されることがある.<BR>実験の形態を個人とするか2人以上のグループ構成とするかは,履修人数や機器の都合に合わせて設定する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
・「組み込みシステム」トラックの選択必修科目である。<BR>・コンピュータ・メディア工学科情報メディアコースの科目「信号処理演習」の振替科目に指定されている。