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授業科目名
担当教員
数値計算
鈴木 智博
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263138 2 CS,FG過年度生 3 前期 I
[概要]
数値計算は古典的応用分野であるとともに、コンピュータの本来の計算能力そのものを引き出す方法であるという意味で基本的でもある。連立一次方程式、行列の固有値、非線形方程式、常微分方程式、積分、補間などの基本的な数値計算のアルゴリズムについて述べるとともに、その際生じる誤差とその推定法について講義する。
[具体的な達成目標]
1.丸め誤差、打ち切り誤差、桁落ちとは何か理解し、得られる数値の精度を評価できる。<BR>2.基本的な数値計算アルゴリズムの知識を身につける。
[必要知識・準備]
微分積分学I, II、線形代数学I, II を習得していること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %基礎的な知識を確認する。 
2試験:中間期 40  %基礎的な知識を確認する。 
3小テスト/レポート 20  %毎回の講義の理解度を確認する。 
[教科書]
  1. 杉浦洋, 数値計算の基礎と応用(新訂版), サイエンス社, ISBN:978-4-7819-1240-0
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1. 数値表現と誤差<BR> 2. 連立1次方程式の直接解法<BR> 3. 非線形方程式の反復解法<BR> 4. 常微分方程式の1段階法(1) 概論<BR> 5. 常微分方程式の1段階法(2) ルンゲクッタ法<BR> 6. 補間の理論(1) ラグランジュ補間<BR> 7. 補間の理論(2) スプライン補間<BR> 8. 中間評価(中間試験および解説)<BR> 9. 数値積分<BR>10. 常微分方程式の多段階法<BR>11. 連立一次方程式の反復解法<BR>12. 行列の固有値・固有ベクトルの計算<BR>13. 偏微分方程式の数値解法(1) 微分と差分<BR>14. 偏微分方程式の数値解法(2) ラプラス方程式<BR>15. 期末評価(総括とまとめ)
[教育方法]
講義中心で毎回小テストを行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)