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授業科目名 被服学概論(被服製作実習を含む。)
時間割番号 167803
担当教員名 岡松 恵
開講学期・曜日・時限 前期・火・III-IV 単位数 2
<対象学生>
施設設備の都合により、中学校及び高等学校家庭科教員免許状取得予定学生<BR>(生活社会教育コース)に限る。
<授業の目的および概要>
教育現場で被服の授業・実習ができる力を身につけることを目的とする。<BR>基礎的な技法で構成されており,教育現場ですぐに活用ができ,他の作品へと応用できる実習課題として,スモック,大裁単衣長着(浴衣)などを製作し,教授法を学習する。
<到達目標>
(1)知識と視野:被服製作について,学習指導要領の内容や現代の児童生徒の実態と関連づけた理解ができる。<BR>(2)◎能力と技能:製作品の特徴を構成学や材料学などの見地から学問的に分析でき,適切なデザインが描ける。材料や用具を熟知し,熟練した縫製技術をもって,合理的な製作ができる。<BR>(3)人間性と倫理性:教師の立場に立ち,安全で効果的な被服製作の指導法を実践できる
<授業の方法>
実習を主とする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 30  %出席状況と授業態度は評価項目となる。 
2発表/表現等 70  %製作品およびノートの内容 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
休んだ場合や遅れた場合は各自で補習する。製作法や教授法についてノートにまとめる。<BR>授業計画の内容は授業の進捗状況に応じて変更する場合がある。
<テキスト>
  1. なし。プリントを配布する。
<参考書>
  1. 授業中に指示する。
<授業計画の概要>
第1回 服飾造形概説1(型紙つくり,基礎縫い)<BR>第2回 スモック製作1(裁断,印つけ,仮縫い)<BR>第3回 スモック製作2(ポケット付け,身頃縫い,袖付け)<BR>第4回 スモック製作3(裾始末,ボタン付け,仕上げ,三角巾つくり)<BR>第5回 服飾造形概説2(大裁女物単衣長着寸法の割り出し,用布の見積もり)<BR>第6回 大裁女物単衣長着製作1(裁断,印つけ,背縫い)<BR>第7回 大裁女物単衣長着製作2(袖つくり,肩当て・居敷当て)<BR>第8回 大裁女物単衣長着製作3(衽付け)<BR>第9回 大裁女物単衣長着製作4(衿下と裾の始末)<BR>第10回 大裁女物単衣長着製作5(衿付け)<BR>第11回 大裁女物単衣長着製作6(脇縫い)<BR>第12回 大裁女物単衣長着製作7(袖付け,仕上げ)<BR>第13回 服飾造形概説3(まとめ,着装評価)<BR>第14回 自由課題1<BR>第15回 自由課題2