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授業科目名 法律学講読?
時間割番号 167619
担当教員名 森元 拓
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
本講義のテーマに興味関心のある者
<授業の目的および概要>
本年度は明治以降の近代日本の法思想史について講義する。近代日本が西洋からどのように法思想を継受したのかということに留意しながら講義していく。
<到達目標>
(1) 法学の基本概念や法思想史の基本について理解する。<BR>(2) 日本の近代化・西欧化について理解する。<BR>(3) 戦前の日本の法思想について理解する。
<授業の方法>
授業は基本的に講義形式で行うが、受講者の問題関心や興味に基づいて柔軟に購読形式なども取り入れていきたい。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %授業に関して、各自の関心に基づいたレポートを課する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講に際しては、法学や法思想史に関する知識は必要ないが、戦前日本の政治史や法思想、社会思想などに興味・関心がないと、受講するのは苦痛に感じるかもしれない。<BR>本講義のテーマに興味関心のある者の受講を希望する。
<テキスト>
  1. 必要に応じて、授業の中で適宜指示する。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
以下の授業を計画しているが、受講者の問題関心や興味に基づいて柔軟に対応したい。<BR><BR>1.イントロダクション 日本と近代化・西欧化<BR>2.明治体制の成立と法整備<BR>3.明治初期の西洋法の継受<BR>4.明治国家体制の成立と憲法論争<BR>5.明治憲法の成立と明治公法学<BR>6.明治の家族法と民法学<BR>7.大正デモクラシー<BR>8.新派刑法学の登場<BR>9.マルクス主義法学<BR>10.国際法と国際関係<BR>11.天皇機関説事件<BR>12.ナショナリズムの諸相<BR>13.敗戦と天皇制<BR>14.戦前と戦後の法思想<BR>15.まとめ