授業科目名
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頭と身体の運動学
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分類・系統 |  |
時間割番号
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063460
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担当教員名
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木島 章文
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生
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<授業の目的>
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身体は筋骨格系とこれを動かす神経系で出来上がっている。我々は身体を自由に動かすことで毎日の生活を成り立たせているが、その仕組みは頭で完全に理解されているわけではない。こういった日ごろは意識されない身体動作の仕組みを、「頭と身体で」理解することが講義の目的となる。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 一見して「私自身」と理解しがちな身体が、我々の意識といかにかけ離れているかを例示して行く。この乖離を踏まえながら、日常生活において我々が自身(体)とうまく付き合う見識を得る。 |
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 40 % | 授業の理解度により評価する。 | 2 | 小テスト/レポート | 60 % | 授業の理解度により評価する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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- 樋口貴広・森岡 周, 身体運動学−知覚・認知からのメッセージ, 三輪書店, ISBN:4895903192
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 ガイダンス<BR>2 身体に関する意識<BR>3 身体意識を物語る不思議な現象<BR>4 注意と意識の時空間的特性<BR>5 身体運動に対する意識の役割<BR>6 頭と身体を仲介する知覚情報<BR>7 光学的流動と慣性テンソルの利用<BR>8 移動における視線行動の働き<BR>9 身体図式の統合的性質<BR>10 環境情報の身体図式への取り込み<BR>11 運動学習の考え方<BR>12 運動出力の予測調整<BR>13 多自由度協応動作の習得過程<BR>14 条件づけ,予測,自己組織性<BR>15 まとめ(運動学習の要点)
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 | ◎ |
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