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授業科目名 これからの機械技術
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 063423
担当教員名 野田 善之/伊藤 安海/吉原 正一郎/山本 義暢
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的>
これからの機械技術は,広範で多岐にわたる機械技術のベースとなっている基礎知識と最新のトピックスを初心者に分かりやすく解説する。本年度は主に、熱、流れ、材料,力学、機械などの分野に関連した興味ある話題を紹介する.これによって,機械工学が工学分野で重要な役割を果たしていること,また先端技術と密接な関係を有していることを理解し、それぞれの分野においてさらに深く学ぶ意欲を引き出すことを目指す。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野機械工学の果たす役割を工学的視野、社会的視野からとらえることができる
<授業の方法>
教員毎に適宜プリントを配布して講義する.
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %理解度と学習意欲 
2受講態度 20  %授業への参加態度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
一般社会における工学的技術の中核をなす様々な機械技術について,適宜応用例の解説も交えて,さらに広く,深く学習するきっかけとして,本講義を聴講してもらいたい.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
野田(4回)<BR>1. 社会における振動問題<BR>2. 機械システムの搬送技術<BR>3. 搬送機械における制振搬送制御<BR>4. 振動計測と解析<BR><BR>吉原(4回)<BR>5.旅客航空機の最前線<BR>6.地下鉄の最前線<BR>7.新幹線技術のあれこれ<BR>8.医療分野と機械工学との関わり<BR><BR>伊藤(3回)<BR>9.診療・診断機器とバイオメカニクス<BR>10.生活支援機器と福祉工学<BR>11.科学捜査・安全性評価と機械工学<BR><BR>山本(4回)<BR>12.流れによる輸送と抵抗 身近な流体力学<BR>13.エネルギー変換における熱流体工学の役割(火力・風力・原子力発電等)<BR>14.エネルギー変換・環境科学における熱流体工学の最先端(高速増殖炉・核融合炉・全球モデル解析等)<BR>15.流れの予測とモデリングの最先端、総括評価,まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。