授業科目名	ドイツ語Intensive60-I
時間割番号	062193
担当教員名	宮永　義夫／ヴェルトマン．Ｈ.
開講学期・曜日・時限	前期・月／木・VI／VI	単位数	4
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的＞
ドイツ語の様々なテキストを講読して、表現に慣れ、文法力を基礎にして、ドイツ語の実践的能力を養う。
＜到達目標＞  到達目標とは
No 重要度 目標 詳細 1   知識と視野 ドイツ語とドイツ文化について知識を身につけ、それによって相対的、総合的に広く世界に視野を広げられる基礎を作る。 2 ◎ 能力と技能 能力からいえば、Mittelstufe I,ドイツ語検定３級、出来れば２級程度まで到達することが望ましい。 3   人間性と倫理性 言語によるコミュニケーションは人間性と倫理性によって成立する。このことに思いを致しながらトレーニングを行う。
＜授業の方法＞
演習。ドイツ語の実践的能力を身に付けるために必要な諸要素を多角的にトレーニングする。月曜日の宮永担当分については、文法定着のための演習を、木曜日のヴェルトマン担当分については聞く、話す演習に重点を置く。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  25  % 理解度、応用力  2 試験：中間期  10  % 理解度  3 小テスト／レポート  25  % 理解度  4 受講態度  30  % 真摯な態度、誠実さと積極性  5 発表／表現等  10  % 誠実さと積極性、独創性
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
言語の学習とは<BR>１）異文化を受け入れる開かれた心を養う訓練（しつけ）<BR>２）言語を取り巻く自然(風土）・文化・社会{言語環境｝を理解する訓練<BR>３）言語構造を理解する訓練<BR>４）言語運用を理解する訓練<BR>５）言語を運用する訓練<BR>６）語られた（書かれた）内容を理解する訓練<BR>７）語るべき（書くべき）内容を獲得する訓練<BR>８）語る（書く）人を全体として理解する訓練<BR>９）自らの語る内容と行為が及ぼす影響を理解し、配慮する訓練<BR>10）言語使用が最終的には、争い、滅びへと至らしめる道具ではなく、融和、協力、生　　き延びるための道具となるように努力し、配慮する訓練<BR>から成り立っています。自分が今何をおこなっているのか、あるいは、言葉を学ぶとはどういうことなのかを絶えず考えながら学習してほしいと思います。
＜テキスト＞
中島悠爾、平尾浩三、朝倉巧, 練習中心　初級ドイツ文法＜コンパクト版＞, 白水社, ISBN:978-4-560--6403-0
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
第1回：授業の狙いとやり方（オリエンテーション）、ドイツ語のアルファベット、発音のエッセンス、綴りと発音（１）<BR>第2回：第1回の主題を含む総合演習<BR>第3回：綴りと発音(2)、動詞の現在人称変化（基本）、現在人称変化のヴァリエーション（語尾）<BR>第4回：第3回の主題を含む総合演習<BR>第5回：最重要動詞の特殊な現在人称変化、これまでのまとめ、小テスト<BR>第6回：第5回の主題を含む総合演習<BR>第7回：冠詞と名詞（性数格）、定動詞の位置<BR>第8回：第7回の主題を含む総合演習<BR>第9回：現在人称変化のヴァリエーション（語幹、いわゆる不規則変化＝強変化）<BR>第10回：第9回の主題を含む総合演習<BR>第11回：名詞の複数形、これまでのまとめ、小テスト<BR>第12回：第11回の主題を含む総合演習<BR>第13回：名詞変化の少数派（いわゆる特殊変化）、冠詞類、「はい」と「いいえ」<BR>第14回：第13回の主題を含む総合演習<BR>第15回：前置詞、並列の接続詞<BR>第16回：第15回の主題を含む総合演習<BR>第17回：人称代名詞、前置詞と代名詞の融合形、これまでのまとめ、小テスト<BR>第18回：第17回の主題を含む総合演習<BR>第19回：話法の助動詞、話法の助動詞に準ずる動詞<BR>第20回：第19回の主題を含む総合演習<BR>第21回：命令文、分離動詞<BR>第22回：第21回の主題を含む総合演習<BR>第23回：従属の接続詞、数詞　これまでのまとめ、小テスト<BR>第24回：第23回の主題を含む総合演習<BR>第25回：形容詞の用法と変化、ふりかえりと補足<BR>第26回：第25回の主題を含む総合演習<BR>第27回：形容詞の名詞化、まとめのテスト<BR>第28回：第27回の主題を含む総合演習<BR>第29回：個別項目全体の振り返り、まとめ、後期IIの範囲への展望<BR>第30回：総合振り返り、学習を続けるために