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授業科目名
生物学実習
担当教員
加藤 伊陽子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M000311 1 1 通期
[学習目標]
1. 生物学と分子細胞生物学の講義で学習する細胞と生体分子の知識を実験によって確認する。<BR>2. 医学の実験・研究に必要なセンスを身につける。
[授業計画
学生全員が実験を実施し、各自レポートを作成する。次の項目を予定している。<BR><BR>1.ガイダンス<BR>2.顕微鏡を使うために(使用法とプレパラートの観察・スケッチ)<BR>3.有糸分裂と減数分裂<BR>(1)ユスリカの幼虫・唾液腺(唾腺)染色体:唾液腺採取・染色体観察)、<BR>(2)ムラサキツユクサ・花粉母細胞の減数分裂(葯から減数分裂過程を探す)<BR>(3)ヒト培養細胞の分裂像(固定・染色したプレパラート)<BR>4.小動物の解剖(魚類の構造:器官・臓器、骨格ほか:用具の使い方)<BR>5.DNAの精製・沈殿(口腔上皮からDNAを取る)<BR>6.水生生物の観察<BR>7.血液細胞:血液塗抹標本の作製、染色、観察、測定<BR>8.マイクロピペットの使用法・検定 <BR>9.生体高分子(タンパク質、DNA)の定量:検量線の作成、比色法の実施<BR><BR>実習日程および実施教室については、事前にCNSに掲示する。
[到達目標]
顕微鏡、マイクロピペットをはじめとする実験器具・装置を使用できる。<BR>動物と植物の実験材料を取り扱うことができる。<BR>塗抹標本を作製し、細胞(染色体)を染色できる。<BR>細胞の顕微鏡観察像から細胞周期を説明できる。<BR>DNAとタンパク質の定量を実施、説明できる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %実習観察結果の記録・報告、前提となる知識・原理の理解、考察 
2受講態度 50  %実習の実施、注意力、学生間の協力、リーダーシップ 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)