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授業科目名 微積分学
時間割番号 L02004
担当教員名 島 弘幸
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
微積分学は、科学のほぼ全ての分野と関連する非常に重要な学問である。この授業では、初等関数(三角関数・指数関数・対数関数など)の性質ならびに関数グラフの描き方を学んだ後、それらを微分積分するための計算手法と応用例を学ぶ。さらに合成関数の微分や、置換積分・部分積分など重要な基本事項を理解する。加えて、二変数関数に対する偏微分・重積分の概念を学ぶとともに、初歩的な微分方程式の解法を理解する。高校で既に履修した内容を含め、より高い視点から微積分学全体を俯瞰する。
<到達目標>
基礎的な微積分の演算に習熟し、今後の専門科目の学習に必要な計算素養と数理的センスを養う。
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %微積分学全体に関する習得度合い。 
2試験:中間期 40  %関数のグラフ表示、微分の基礎と応用に関する習得度合い。 
3小テスト/レポート 10  %期間中に実施する小テストの点数。 
4受講態度 10  %講義中・質問時の態度・積極性。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1. 使用するテキストはCNSにアップしますので、各自手配して下さい。<BR>2. 必要に応じて小テスト・レポートを課し、理解度をチェックします。<BR>3. 講義内容に関する質問はいつでも受け付けます。気軽に来室して下さい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. S.ラング(著)、松坂和夫・片山孝次(訳), 解析入門(原書第3版), 岩波書店, ISBN:978-4000051514
  2. 高木 貞治, 解析概論, 岩波書店, ISBN:978-4000052092
  3. 米田元, 理工系のための微分積分入門, サイエンス社, ISBN:978-4781912363
<授業計画の概要>
前半では微分、後半には積分を中心に据え、以下の基礎内容を体系的に学ぶ。<BR><BR>・関数のグラフ表示<BR>・微分の概念<BR>・初等関数の微分<BR>・微分の計算手法<BR>・微分計算の応用<BR>・積分の概念<BR>・初等関数の積分<BR>・積分の計算手法<BR>・曲線の長さ<BR>・偏微分<BR>・重積分<BR>・微分方程式の基礎