山梨大学電子シラバス

授業科目名

担当教員

職業指導第一

相原　真樹

時間割番号

単位数

コース

履修年次

期別

曜日

時限

808010 C

(未登録)

後期

水

［概要］

　工学部の学生は、工業の関係科目と、職業指導第一及び職業指導第二を修得することで，高等学校教諭一種免許状（工業）の所要資格を得ることができる。この授業では，後期中等教育における工業教育について，その現状と課題・歴史・海外の状況等を考察し，工業教育の意義・役割・目標や教科教育法に関する理解を深め，工業教育の一般的包括的内容を扱う。さらに，学校生活から職業生活への移行に関する現状と課題を検証し，在り方生き方を含めた進路指導について考察する。

［具体的な達成目標］

教育職員は人間の形成という最も知的・精神的な創造活動に携わる関係で優れた専門性（教科担任機能）と人間性（人間担任機能）とを併せ持つことが求められる。 専門教育（工業教育）や職業指導について，今何が問題なのか指摘し，説明できること。また，工業教育の一般的包括的内容を理解し，工業教育の意義や役割・必要性等について説明できる。

［必要知識・準備］

授業開始時配布のレジュメを必ず常時携行し専用の筆記ノートにメモを取ること。 　巷に溢れる教育問題や，専門科目以外の工業科目についても関心を持つ。

［評価方法・評価基準］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	40 %	知識・理解・論理的思考能力
2	小テスト／レポート	30 %	思考・表現・情報収集
3	受講態度	30 %	意欲・関心・態度

［教科書］

特になし。必要に応じてプリント等の配布。

［参考書］

［講義項目］

第１回：ガイダンス。何を目指す授業か。 第2回：工業教育の意義・役割・目標などについて。 第3回：工業教育の歴史と現状。 第4回：諸外国の職業教育と日本の職業教育。 第5回：教育関連法令と労働関連法令 第6回：工業教育の主な内容（共通科目・実験・実習・就業体験）と特性 第7回：学校教育活動における教科指導と教科外指導（教育課程について） 第8回：学習と授業理論。 第9回：授業設計・学習指導・教育評価。指導実例。 第10回：学校教育相談と生徒指導 第11回：学校から仕事へ（進路と職業指導） 第12回：職業指導の歴史と現状及び課題 第13回：職業指導に係わる国際基準 第14回：生徒に育てたい力と教師に求められること。（人間観・労働観・学校観） 第15回：講義のまとめ。定期試験。

［教育方法］

○授業開始時に本時のキーワードの明記 ○講義内容・教材のプロジェクター提示。レジュメの配布。 ○レポート提出。

［JABEEプログラムの学習・教育目標との対応］

(未登録)

［その他］

(未登録)