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授業科目名 言語学習開発論
時間割番号 550206
担当教員名 長瀬 慶來/寺崎 弘昭/進藤 聡彦
開講学期・曜日・時限 前期・木・VI 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
現在の日本の学校教育において、言語によるコミュニケーション能力の養成が課題とされている。また、外国語によるコミュニケーション能力を早期から養成するため、小学校教育に英語が導入されようとしている。第二言語の習得は、第一言語のことば力を前提とするものである。本授業では、ことばのメカニズムを、理論言語学および応用言語学の観点から分析していくとともに、小学校における英語教育の内容を取り上げ、様々な実践例を検討する。併せて、ことば力を養成する授業案の作成を試み、実際の教室で実践していく。
<到達目標>
【ストレートマスター】<BR>言語学習論・言語習得論の理論と実践についての知識と理解を深めるとともに、言語学習論・言語習得論を現場での実践に応用し、授業カリキュラムなどを開発する力を育成する。<BR>【現職教員学生】<BR>・言語学習論・言語習得論の理論と実践についての理解を深め、諸外国での研究・実践と比較する中で、自らの言語教育経験を踏まえて、言語学習論・言語習得論を現場での実践に応用し、言語学習開発ができる力を育成する。<BR>・ストレートマスターと現職教員学生がグループ学習等をすることによって、現場の教育にも通じる協働力とコーディネート力を養う。
<授業の方法>
講義、及び授業実践例の検討を中心とする演習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
<受講に際して・学生へのメッセージ>
特になし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第5回までの言語学の理論的な内容については講義を中心とする。第6〜7回では、諸外国における具体的な実践例を取り上げ、第8〜13回では、具体的な授業案を作成し現場で実践を試みる。第14回では、前回までに行われた授業内容に即して、各自がプレゼンテーションを行い、第15回では、評価と全体討議を行う。<BR><BR>1 言語理論と言語習得(1)構造主義言語学の場合<BR>2 言語理論と言語習得(2)生成文法の場合<BR>3 言語理論と言語習得(3)認知言語学の場合<BR>4 第一言語習得の理論と実践の概観<BR>5 第二言語習得の理論と実践の概観<BR>6 諸外国における外国語(英語)教育実践(1)欧米諸国<BR>7 諸外国における外国語(英語)教育実践(2)アジア諸国<BR>8 小学校英語教育の実践:コースデザイン・カリキュラムデザイン<BR>9 小学校英語教育の実践: シラバスデザイン、テスティングと評価 <BR>10 言語学の知見(音声・音韻)を生かした授業案の作成と実践<BR>11 言語学の知見(形態論・語形成)を生かした授業案の作成と実践<BR>12 言語学の知見(文法)を生かした授業案の作成と実践<BR>13 言語学の知見(語彙・意味論・語用論)を生かした授業案の作成と実践<BR>14 プレゼンテーション<BR>15 評価と全体討議