授業科目名
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子どものエンパワーメント論
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時間割番号
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550201
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担当教員名
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東海林 麗香/はぎ原 桂
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開講学期・曜日・時限
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後期・木・VI
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単位数
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2
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<対象学生>
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1年
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<授業の目的および概要>
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「社会性の欠如」「すぐキレる」「活気がない」「将来展望のなさ」など、昨今の子どもをめぐる問題は枚挙にいとまがなく、「生きる力」育成に代表される児童生徒のエンパワーメントが教育的課題となっている。本授業では、子どもをどのようにエンパワーメントするかについて,(1)道徳の授業という観点から,(2)ソーシャルスキル・トレーニング(SST)や構成的グループ・エンカウンター(SGE)といった心理学的アプローチという観点から,の2方向から検討することとする。
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<到達目標>
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【ストレートマスター】<BR>・「生きる力」について,自分なりのビジョンを持つことができる。<BR>・SSTやSGEについての理論的背景と実践の状況を理解し,実践事例について批判的に検討することができる。<BR>・道徳教育や道徳の時間に関する理論を理解し,道徳の時間の一般的な指導案を作成し模擬授業を行うことができる。<BR>【現職教員学生】<BR>・「生きる力」について,自分なりのビジョンを持つことができる。<BR>・SSTやSGEについての理論的背景と実践の状況を理解し,その上で新たなプログラムを開発・提示することができる。<BR>・道徳教育や道徳の時間に関する理論を理解し,道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えが深められるような道徳の時間の指導案を作成し模擬授業を行うことができる。
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<授業の方法>
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演習形式(プレゼンテーション・グループ討論・指導案の作成および模擬授業)で授業を行う。理論と学校における実践事例について担当学生のプレゼンテーションに基づき、ディスカッションを行う。現職教員学生は、本授業の最後にはグループごとに新たに開発したプログラムを提案し、最終レポートとして提出する。ストレートマスターには理論学習の課題を課し、最終レポートとして提出する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 50 % | レポート内容が開講時に明示した基準を満たしているか | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 授業時間内のプレゼンテーションの内容、集団討議での発言内容等から参加意欲を重視する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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特になし
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 小学校及び中学校学習指導要領「道徳編」
- 小寺正一・福田富美雄, 小学校教育課程講座「道徳」, ぎょうせい
- 横山利弘, 中学校教育課程講座「道徳」, ぎょうせい
- 佐藤正二・佐藤容子, 学校におけるSST実践ガイド, 金剛出版
- その他、受講生の関心・必要に応じて随時紹介する。
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<授業計画の概要>
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1 オリエンテーション:学校における「生きる力」<BR>2 児童生徒の「気になる特徴」<BR>3 ソーシャルスキル・トレーニングおよび構成的グループエンカウンターの基礎<BR>4 ソーシャルスキル・トレーニングおよび構成的グループエンカウンターの実際<BR>5 ソーシャルスキル・トレーニングの事例研究<BR>6 構成的グループエンカウンターの事例研究<BR>7 道徳の授業作りについて<BR>8 道徳における読み物資料の検討<BR>9 協同指導案の作成および検討<BR>10 小学校における道徳の模擬授業<BR>11 中学校における道徳の模擬授業<BR>12 高校のLHRにおける生きる力を育成する活動について<BR>13 模擬授業の改善について<BR>14 生きる力を育てる2つのアプローチ(道徳の授業と心理学的アプローチ)の統合に向けて<BR>15 全体のまとめ:子どものエンパワーメント再考
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