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授業科目名 理科教育学特論演習
時間割番号 544052
担当教員名 松森 靖夫
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
本演習では,理科授業を子どもと教師とのコミュニケーション・プロセスとして位置づけ,教師がいかに子どもに働きかけるべきか,また子どもは教師の働きかけをどのように受止めているのかについて,現代コミュニケーション理論などを基盤にして考究する。さらに理科学習論の基本的パラダイムである行動主義的,構成主義的学習論等の各論を踏まえながら,より効果的な理科授業の在り方を模索していく。
<到達目標>
認知理論に依拠した理科授業実践を構築し,主要な理科学習指導理論に精通する。
<授業の方法>
主に,演習形式
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %理科教育学に関する文献検索などの情報収集能力を評価する。 
2発表/表現等 50  %発表を通して,理科教育学に関する最先端の知見の具備を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
特になし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
少人数の演習形式の授業であり,受講者の考えや意見,及び疑問などを積極的に取り入れた授業を展開する。また,協同作業も交えながら授業を進め,受講者相互の円滑なコミュニケーションを図っていく。<BR><BR>1 オリエンテーション(授業計画の骨子と説明と、授業に際しての心構え等)<BR>2 自然事象に対するプリコンセプションの理科教育的定位<BR>3 発達段階説の再考と理科カリキュラム構成<BR>4 理科学習論の基本的パラダイムI〜行動主義的学習論(その1)〜<BR>5 理科学習論の基本的パラダイムI〜行動主義的学習論(その2)〜<BR>6 理科学習論の基本的パラダイムII〜構成主義的学習論(その1)〜<BR>7 理科学習論の基本的パラダイムII〜構成主義的学習論(その2)〜<BR>8 現代コミュニケーション論と理科授業実践<BR>9 双方向的なコミュニケーション・プロセスとしての理科授業<BR>10 効果的な理科学習指導過程の開発I〜物理学分野〜 <BR>11 効果的な理科学習指導過程の開発II〜化学分野〜<BR>12 効果的な理科学習指導過程の開発III〜生物学分野〜<BR>13 効果的な理科学習指導過程の開発IV〜地学分野〜<BR>14 効果的な理科学習指導過程の開発V〜学際的分野〜<BR>15 総括的評価・まとめ