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授業科目名 理科教育学特論
時間割番号 544051
担当教員名 松森 靖夫
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
理科教育学が辿ってきた史的変遷を踏まえながら,現在までに得られている理科教育学の諸領域に関する知見を,多面的な視点から概観する。また,比較教育的アプローチにより,アジアや欧米諸国の理科教育の現状についても分析を加える。さらに,本講義の後半では,昨今,大きな問題となっている理科嫌いの増加や科学者養成について取り上げ,その解決策について模索する。
<到達目標>
理科教育史や比較教育的アプローチを通して,研究者に要求される理科教育学的資質を培う。
<授業の方法>
演習形式
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %積極的な情報収集(文献検索等)を評価する。 
2発表/表現等 50  %発表における理科教育学に関する広範な知識理解を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
特になし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
少人数の演習形式の授業であり,受講者の考えや意見,及び疑問などを積極的に取り入れた授業を展開する。また,討論も交えながら授業を進め,受講者相互の円滑なコミュニケションを図っていく。<BR><BR>1 オリエンテーション(授業計画の骨子の説明と、授業に際しての心構え等)<BR>2 理科教育学の本質<BR>3 理科教育目的論<BR>4 理科教育カリキュラム・内容論<BR>5 自然認識論(学習者の自然認識の分析的検討)<BR>6 理科学習者にみる思考論理(伝統的形式論理学再考)<BR>7 理科学習指導方法論(1)〜歴史的変遷〜<BR>8 現代学習指導方法論(2)〜現代及び今後の課題〜<BR>9 現代観察・実験論〜素朴帰納主義的アプローチと仮説演繹的アプローチ〜<BR>10 理科評価論(1)〜評価行為自体の意味〜<BR>11 理科評価論(2)〜多様な評価方法をめぐって〜<BR>12 諸外国の理科教育(1)〜欧米諸国を中心にして〜<BR>13 諸外国の理科教育(2)〜アジア諸国を中心にして〜<BR>14 我が国の理科教育の方途をめぐって〜理科嫌いの子どもについて〜<BR>15 総括的評価・まとめ