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授業科目名 経済学特論演習IIB
時間割番号 543056B
担当教員名 宇多 賢治郎
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
大学院生
<授業の目的および概要>
経済学の理論書の講読。ミクロ経済学、古典派・新古典派経済学の理論を学んだ後、公共政策の必要性と有効性を説いた古典であるケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』の輪読を行う。
<到達目標>
経済学の原書の講読を通じ、経済学の理論を踏まえて現実を見ること、また多面的に見ることで理論の限界を知ることの必要性と重要性を学ぶ。
<授業の方法>
テキストおよび参考書、他関連書や資料を輪読する。輪読では指定した本を読むだけでなく、他の資料との比較を行ってもらうことで、理解に厚みをつけさせる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %担当箇所だけでなく、それ以外の内容を理解するために積極的に参加していること。 
2発表/表現等 50  %分担内容を理解し、自身の知識として整理し、説明できること。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
修士になると研究テーマ探しをはじめ、悩むことがたくさん生じるため、意義が実感しにくい基本・基礎を置き去りにしがちになります。そういう時こそ、基本・基礎を大事にし、しっかり身に付けるようにしてください。
<テキスト>
  1. ケインズ, 『雇用・利子および貨幣の一般理論』、原書ないし和訳, 出版社は定めない
<参考書>
  1. 西村和雄・八木尚, 『経済学 ベーシックゼミナール』, 実務教育出版, ISBN:978-4788949386
<授業計画の概要>
第1回.オリエンテーション、輪読の分担決め<BR>第2〜15回.輪読、発表、討論