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授業科目名 経済学特論IIB
時間割番号 543055B
担当教員名 宇多 賢治郎
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
大学院生
<授業の目的および概要>
日本経済論に関する諸問題を扱いつつ、日本経済の構造と動態を、主にマクロの視点から見ていく。経済学を学ぶにあたっては、市場原理だけでなく、地域、国、世界の経済の構造とその変化を見る俯瞰的な視点も必要である。そこでこの講義ではマクロ経済学、経世済民的な視点から経済を見る方法を中心に説明する。
<到達目標>
経済学を学ぶには、利益追求のための情報を知るだけでなく、地域、国、世界の経済の構造とその変化を見る俯瞰的な視点も必要である。そこでマクロ経済学、経世済民的な視点から経済を見る方法を中心に説明する。
<授業の方法>
講義形式でおこなう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %論理的に、きちんと根拠に基づいて説明されていること 
2受講態度 50  %出席および授業への参加状況 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
経済学の理論を習得するには、講義で聞いたことを足掛かりに、自身で本を読み、情報を多層的に絡ませながら積み上げていくことが重要です。講義の話は足掛かりと考え、いろいろ学ぶようにしてください。
<テキスト>
  1. 西村和雄・八木尚, 『経済学 ベーシックゼミナール』, 実務教育出版, ISBN:978-4788949386
<参考書>
  1. 古沢泰治・塩路悦朗, 『ベーシック経済学 次につながる基礎固め』, 有斐閣, ISBN:978-4641124851
<授業計画の概要>
第1回:ガイダンス<BR>第2回:経済学概論<BR>第3〜5回:市場における需給の均衡(ミクロ経済学)<BR>第6回:市場の失敗と政府の介入の意義(公共経済学)<BR>第7〜9回:国内総生産(GDP)における三面等価(マクロ経済学)<BR>第10〜12回:景気循環と財政政策と効果<BR>第13〜14回:国際経済の国内経済への影響<BR>第15回:まとめ(日本経済の現状と課題)