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授業科目名 ドイツ文化特論演習
時間割番号 542104
担当教員名 宮永 義夫
開講学期・曜日・時限 後期・火・VI 単位数 2
<対象学生>
修士課程
<授業の目的および概要>
ドイツ語テキストの読解を通して,ドイツ語ドイツ文学,ないしより広くドイツ文化,ヨーロッパ文化を捉える手法にいくつかに触れ,それを応用する糸口を得る所までを目指す。<BR>ドイツ語ドイツ文学の基本的概念が理解出来る。
<到達目標>
ヨーロッパという地域について広く視野を拡げられ、ドイツを中心とした知識を得るための基礎を身につける。
<授業の方法>
講読と討論。対象とする作品として,レッシング『ミンナ・フォン・バルンヘルム』を考えているが,受講者の関心に柔軟に対応したい。<BR>文庫本に日本語訳がある作品などが取っつき易いだろう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %誠実さ、独創性 
2受講態度 40  %真摯さ 
3発表/表現等 30  %積極性 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
広くヨーロッパという地域に関心を持ち、その中から、自分の専門とすることを絞り込んでほしい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
講読と分析・討論のテーマとして以下のような視点を全15回にわたって設定した。実際には、順序が入れ替わったり、異なる方向へ向くこともあり得る。<BR><BR>第1回:導入:テキスト選択の基準と授業進行案内<BR>第2回:テキスト始め部分の分析の試行、どのように理解するか?<BR>第3回:言語学的分析・文芸学的分析・文学史的分析<BR>第4回:テキスト内在的・外在的<BR>第5回:中間部までの講読で何が分かるか。<BR>第6回:異文化と私、何を異文化とするのか。<BR>第7回:中間まとめ、分析整理・発表<BR>第8回:ドイツ的とは<BR>第9回:ドイツ的とは:言語学的分析<BR>第10回:ドイツ的とは:文芸学的分析<BR>第11回:ドイツ的とは:文学史的分析<BR>第12回:「ドイツ的とは」のまとめ、ヨーロッパ文化への眼差しの広がり<BR>第13回:ヨーロッパの中でドイツ文化を捉える。<BR>第14回:テキスト講読終了:全体像の把握<BR>第15回:まとめ:何を表すのか。