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授業科目名 英米文学特論II
時間割番号 542093
担当教員名 滝口 晴生
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
各ジャンルの古典とも言える作品を読み、それがあらわす精神世界、時代あるいは国民性を考える。今年度はフェミニズム批評の先駆者ともいえるGermaine Greer,n のShakespeare: A Very Short Introduction を導き手として、従来の観点からはややことなるシェイクスピアの作品像を考える。
<到達目標>
作品の構成やせりふに潜むシェイクスピアの現代性への洞察力を深める。
<授業の方法>
まずグリアの解説を読み、実際に作品にあたって検証する。それぞれの検証部分については分担担当し、次回報告する。その後教師がさらに詳しい説明を加え、作品の全体について理解する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 10  %テクストについての詳しい調査 
2受講態度 50  %質問等の授業への参加度 
3発表/表現等 40  %十全な準備をしている 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
まず解説を十分理解して、作品の一部を読んでみる。日本語訳を参照してよい。そのうえで、英語を読んで、日本語と英語の違いに驚くであろう。
<テキスト>
  1. Germaine Greer, Shakespeare: A Very Short Introduction, Oxford University Press, ISBN:0192802496
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1週 イントロダクションと時代背景 <BR>第2週 詩としての劇 1<BR>第3週 詩としての劇 2<BR>第4週 詩としての劇 3<BR>第5週 詩としての劇 4<BR>第6週 道徳劇としての劇 1<BR>第7週 道徳劇としての劇 2<BR>第8週 道徳劇としての劇 3<BR>第9週 道徳劇としての劇 4<BR>第10週 劇における政治学 1<BR>第11週 劇における政治学 2<BR>第12週 劇における政治学 3<BR>第13週 劇における政治学 4<BR>第14週 ロマンの終わりThe Tempest <BR>第15週 まとめとレポートのための指針