授業科目名	教育経営特論演習
時間割番号	541016
担当教員名	平井　貴美代
開講学期・曜日・時限	後期・水・I	単位数	2
＜対象学生＞
勤務校やボランティアで関わっている学校などの事例をもつ学生が望ましい
＜授業の目的および概要＞
よりよい学校をつくるイメージや学校を改善する方法について基礎的な知識を学ぶともに、その知見を生かしてケースを分析したり、事例を記述して改善点を探る演習を行い、「学校の有効性」について考察を深めていきます。
＜到達目標＞
「学校の有効性」（school effectiveness）を理論・ケーススタディ・事例研究などの様々な側面から演習し、考察を深めることができる
＜授業の方法＞
講義とＡＶ視聴、演習を組み合わせての授業と、特定の事例を分析し報告（プレゼン・レポート等）を作成します。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  20  % 小レポートを1-2回提出  2 受講態度  50  % 課題に即して議論を進めることができたか  3 発表／表現等  30  % 効果的なプレゼンテーションを行うことができたか
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
事例をもとにした授業・演習を通じて、教育現場の実態の多様性や、それぞれが抱える課題・問題がさまざまな要因などから構成されることなどを理解し、改善方策を検討する授業です。現職教員や教員を目指す学生などにぜひ受けてもらいたい授業です。
＜テキスト＞
志水宏吉編, 「力のある学校」の探究, 大阪大学出版会, ISBN:9784762016974 ハーヴェイ・セーフター、ピーター・エコノミー（鈴木主税訳）, オルフェウス・プロセス, 角川書店, ISBN:9784047914292 DAIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部編, 組織能力の経営論, ダイヤモンド社, ISBN:9784478001561
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
第１回：オリエンテーション<BR>第２回：良い学校を考える視点　〜「学校の有効性」研究とは　　　　　　　<BR>第３回：データにもとづき良い学校を判断してみよう　　<BR>第４回：どのような組織デザイン・組織運営が望ましいか？〜オルフェウス・プロセス<BR>第５回：どのような組織デザイン・組織運営が望ましいか？〜リーダーシップとチーム<BR>第６回：事例分析に学ぶ良い学校の条件（グループ研究）発表の準備<BR>第７回：事例分析に学ぶ良い学校の条件（グループ研究）発表<BR>第８回：学級崩壊の事例分析　〜ケース分析演習<BR>第９回：ケースレコードの方法　　　<BR>第１０回：事例研究の計画案 <BR>第１１回：発表の準備（資料収集、分析）<BR>第１２回：事例の分析？　（各自の事例について全体でケース分析）<BR>第１３回：事例の分析？　（各自の事例について全体でケース分析）<BR>第１４回：事例の分析？　（各自の事例について全体でケース分析）<BR>第１５回：学校経営特論演習の授業をふりかえって（まとめ）