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授業科目名 教育経営特論
時間割番号 541015
担当教員名 平井 貴美代
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
講義に興味のある院生ならば、どなたでも。
<授業の目的および概要>
 現在の学校の制度や組織運営を理解するための様々なアプローチうち、まず歴史的手法を取り上げ、その方法論やそこから得られる知見を学んだ後に、他の研究方法についてそれぞれが関心をもった論文を分析・発表し、全員で検討します。最後に、各自が教育経営に関わる事象を選び、学んだ方法論を用いて当該事象を分析してみます。
<到達目標>
・現在の学校の制度や組織運営を理解するための様々なアプローチ(その一例として歴史的手法)の有効性を考えるとともに、その方法論を体得する。<BR>・学んだツールを用いて、諸外国や日本の具体的な動向を実際に読み解いてみる。
<授業の方法>
講義とAV視聴、文献購読、演習を組み合わせて行います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %自分が設定したテーマにもとづく調べ学習 
2受講態度 40  %授業に参加し、生産的な議論に関与できたか 
3発表/表現等 30  %演習の際のレポート作成・発表 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
学校――この不思議な場を疑い、そして、それにもかかわらず望ましいあり方を考えたい人に、ぜひ参加してほしいと思います。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 日本教育経営学会編, シリーズ 日本の教育経営 1, 玉川大学出版会, ISBN:4472402335
  2. 日本教育経営学会編, シリーズ 日本の教育経営 2, 玉川大学出版会, ISBN:4472402343
  3. 日本教育経営学会編, シリーズ 日本の教育経営 3, 玉川大学出版会, ISBN:4472402351
  4. 日本教育経営学会編, シリーズ 日本の教育経営 4, 玉川大学出版会, ISBN:447240236X
  5. 日本教育経営学会編, シリーズ 日本の教育経営 5, 玉川大学出版会, ISBN:4472402378
<授業計画の概要>
第1回:オリエンテーション<BR>第2回:歴史的方法論について<BR>第3回:戦後教育史から見えてくる教育経営の問題点(70年代)?<BR>第4回:戦後教育史から見えてくる教育経営の問題点(80年代)?<BR>第5回:戦後教育史から見えてくる教育経営の問題点(90年代)?<BR>第6回:教育経営学の方法論?「教育制度分析(例)」<BR>第7回:教育経営学の方法論?「社会学的アプローチ(例)」<BR>第8回:教育経営学の方法論?「法学的アプローチ(例)」<BR>第9回:教育経営学の方法論?「経営・組織論的アプローチ(例)」<BR>第10回:最新トピックから読み解く教育経営?「NPMにもとづく新しい学校経営」<BR>第11回:教育経営を読み解く?「自治体発教育改革の功罪(例)」<BR>第12回:教育経営を読み解く?「教育課程政策の分析(例)」<BR>第13回:教育経営を読み解く?「学校―保護者・地域連携の在り方(例)」<BR>第14回:教育経営を読み解く?「学力政策と学校現場(例)」<BR>第15回:授業の振り返り