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授業科目名
指導教員
応用認知科学特論
森田 秀二
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
414560 A 2 (未登録) 1 前期 IV-V
[概要と目標]
人間はある種のプリズムを通して、世界、そして自己を表象し認知する。応用認知科学特論では、以下の二本柱にしたがい、そのプリズムの有り様を歴史的・構造的に見ていく。
[到達目標]
前期の「物語メディア論」では特に人間情報環境の重要な媒体である物語を意味的・形態的に研究する方法を概説するとともに物語ジャンルの文化史的研究をおこなう。物語理論の方法的側面と認識批判的側面の教育・研究を目指す。<BR>キーワード:物語の構造分析、ナラトロジー、物語ジャンルの文化史
[専攻の目標と講義の目標との関連性]
人間の時空間についての認知情報処理はeticな要素(物理的媒体)に依りながらも、そこにemic的な意味(文化的・歴史的に固有なGestalt)を読み取ろうとする内在的文法に拘束されている。本講義ではそのモデル化をはかる。
[必要知識・準備]
特に知識・準備は必要としないが、各自の研究テーマと本講義の概要・目標がどのように切り結ぶかを予め考えておいてもらいたい。<BR>参考ホームページ:<A HREF="http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~morita/Culture/story/story.html">物語の世界</A>
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %指定された題目と量のレポート。理解度に加え、洞察力・独自性を評価する。 
2受講態度 20  %教員とのコミュニケーション能力。 
3発表/表現等 30  %指定されたテーマについての発表能力。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
前半では、物語を意味的・形態的に研究する方法とともに物語ジャンルの文化史的研究方法を概説する。<BR>後半では、各自の関心に合わせてテーマを設定し、それについて発表してもらい、さらにそれを発展させたものをレポートで提出してもらう。