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授業科目名
動物実験科学特論
担当教員
手塚 英夫
時間割番号
単位数
履修年次
期別
330230 A 2 1,2 後期
[学習目標]
生体組織はどのように恒常性が維持されているか、またその恒常性が破綻した結果としての疾患について、モデル動物とヒトを比較して、遺伝子、分子、細胞レベルで学習する。
[授業計画
 生体には、造血系や消化管上皮、皮膚、乳腺など、活発な細胞増殖を伴う細胞再生系を含む組織が存在する。これらの組織における細胞増殖と機能分化は、一定の秩序を保っている。幹細胞から機能細胞に至るまでの調節は精密であり、その精密な調節の仕組みを講義する。<BR> 次に、さまざまな疾患およびそのモデル動物を例として、上記の調節の仕組みが破綻した場合について、最新論文に触れ、どのように具体的に研究が進められているか解説する。
[到達目標]
 生体の恒常性維持の仕組みを、いくつかの代表的な細胞再生系の例について正しく説明でき、また恒常性破綻としての疾患について、研究論文などの具体例に基づいて理解できる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %  
[教科書]
  1. 細胞の分子生物学, 株ニュートンプレス, ISBN:9784315518672
  2. 森脇和郎・山村研一・米川博通, モデル動物の作成と維持, 株エルアイシー, ISBN:4-900487-38-4,
    (山梨大学2006065982)

  3. 小出 剛, マウス実験の基礎知識, オーム社, ISBN:9784274502170,
    (山梨大学2009005820)
[参考書]
(未登録)