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授業科目名
臨床医学特論2(外科系)
担当教員
木内 博之/藤井 秀樹/松本 雅彦/増山 敬祐/端  晶彦/平田 修司/上木 耕一郎
時間割番号
単位数
履修年次
期別
330140 B 2 1,2 後期
[学習目標]
(概要) 外科的疾患の原因と発症機構、診断と治療法について、個々の症例に即して学び、臨床医学の基本を理解する。
[授業計画
<オムニバス方式><BR>(藤井秀樹教授) 臨床外科学の領域に、医学、工学、生命科学の連携のもとに、組織あるいは臓器の代替品の開発を目的としたtissue engineeringの技術が導入されている。人工肝臓の開発を目的として、その基礎的な考え方を実際の肝細胞癌の治療の変遷から理解する。特に人工肝臓に肝類洞壁細胞を組み入れる発想に至った経過を知る。また、実際の肝臓病、特に肝細胞癌の治療の変遷を学ぶことにより、研究成果がどのように臨床に応用されているかを知る。<BR><BR>(松本雅彦教授) 心臓外科学、呼吸器外科学を中心に授業を行う。これに関連して心臓血管外科では、循環生理と制御、人工心肺、人工臓器、補助循環、術後急性期管理、薬物療法などを扱う。呼吸器外科領域では、呼吸生理と病態、画像診断、悪性腫瘍に対する集学的治療、遠隔成績の評価などを扱う。<BR><BR>(増山敬祐教授) 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の診断法、治療法に関連する病態の解明と治療法の開発に必要な基礎知識および手技を学習するための実践的な講義を行う。<BR> (木内博之教授) 神経疾患の病態解明と治療法の開発の研究に必要な基礎知識,疾患概念,研究方法,研究手技を修得するための実際的な講義を行う。<BR><BR> (原田 清教授) 歯性感染症,歯原生腫瘍,顎骨のう胞,顎関節症など歯科口腔外科的疾患についての基礎知識の習得と咬合・咀嚼機能の改善・回復のための治療の概念・方法について概説する。<BR><BR>(河野浩二助教授) 消化器癌を主に扱う消化器外科において、手術を中心とした集学的治療によりその治療成績の向上が使命である。その中で、細胞工学、腫瘍免疫学を駆使した癌免疫療法は、新規開発が期待される重要な分野であり、その基礎的知見から、臨床応用までを概説する。<BR><BR> (杉山 肇助教授)  骨関節疾患の発症機転及び治療原則を理解し新しい治療法の開発に関わる医工連携につき具体的に考えながら講義を行う。<BR><BR>(端 晶彦助教授) 女性の骨盤内臓器に関連する疾患の病態解明及び治療法の改良、開発の研究に必要な基礎知識・手技を学習するための講義を行う。<BR><BR>(平田修司教授) 女性の骨盤内諸臓器に関連する諸疾患の病態の解明と治療法の開発の研究に必要な基礎知識・手技を学習するための実践的な講義を行う。
[到達目標]
 胸部外科領域の疾患に関して、診断法と治療法を理解する
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 100  %授業内容への関心と理解、質問など 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)