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授業科目名
臨床医学特論1(内科系)
担当教員
小林 哲郎/榎本 信幸/柴垣 直孝/杉田 完爾/瀧山 嘉久/川村 龍吉/岩崎 甫
時間割番号
単位数
履修年次
期別
330130 B 2 1,2 後期
[学習目標]
(概要) 内科的疾患の原因と発症機構、診断と治療法について、個々の症例に即して学び、臨床医学の基本を理解する。
[授業計画
<オムニバス方式><BR>(小林哲郎教授) 糖尿病の発症原因、治療、予防を主なテーマにその原因としての環境因子、さらに遺伝因子の関与をゲノムレベルにおいて講義を行う。<BR>(榎本信幸教授) わが国の肝臓疾患は、ウイルス肝炎、肝硬変、肝細胞癌が多く、しかも肝硬変、肝細胞癌の原因の大半は、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスの感染である。本特論では、A、B、C、D、E型肝炎ウイルスの本態、各ウイルス肝炎の疫学、病態生理、臨床像、診断、治療、予防法について概説する。<BR>(瀧山嘉久教授) 神経難病である遺伝性脊髄小脳変性症の臨床像と分子遺伝学について、最近の知見を概説する。<BR>(島田眞路教授) アレルギー性接触皮膚炎のメカニズムを最近の樹状細胞の知見をもとに解説する。ランゲルハンス細胞活性化のメカニズムを樹状細胞の成熟化の知見と対比し、メラノーマの樹状細胞療法の理論的根拠を示す。<BR>(荒木 力教授) 種々の画像診断や放射線治療に関する原理を学び、実践手技を理解する。<BR>(柴垣直孝准教授)悪性腫瘍に対する生体防御機構について概説するとともに、免疫反応がどのように関わっているかを最新の報告をもとに解説していく。
[到達目標]
神経難病である遺伝性脊髄小脳変性症の臨床像、原因遺伝子の同定、発症の分子メカニズムを理解する。疾患の中で最も頻度の高い糖尿病の実際を理解する。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 20  %講義から得た知識を問う。 
2受講態度 80  %講義への積極的な参加具合 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)