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授業科目名
担当教員
気象学特論
末次 忠司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
329445 2 CL 1 前期 II
[概要と目標]
学部で履修した応用流体力学・水文学及び環境気象学を発展させて,気象学の基礎と応用力を身につける.梅雨前線,台風,集中豪雨については,その成因ともたらす水害について理解するとともに,豪雨災害への対応についても学習する.また,その他の気象現象(フェーン現象など),秋・冬の天気と雪害について学習する他,気象予報,渇水,河道計画における降雨〜流出変換などの実務的な内容も把握する.
[到達目標]
気象現象の成因と気象災害及びその対応,気象予報,河道計画における計画降雨,地球温暖化について理解・説明できること.
[必要知識・準備]
大学学部レベルの水文学と環境気象学で学習する項目の内容が理解できていることが必要である.また,講義内容を十分把握するため、授業前の予習(考え方)、授業後の復習(応用力)を行うことが必要である.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %専門学力、問題解決能力 
2発表/表現等 40  %コミュニケーション能力 
[教科書]
  1. 新田尚, 気象予報士試験「実技編」, オーム社, ISBN:4274202283
[参考書]
  1. 特になし
[講義項目]
1.豪雨をもたらす気象要因<BR>2.梅雨前線の成因<BR>3.梅雨前線による水害と台風の成因<BR>4.雨台風と風台風<BR>5.気象予報(全般,台風,高潮)<BR>6.集中豪雨の成因<BR>7.集中豪雨による被災形態<BR>8.秋・冬の天気と雪害<BR>9.その他の気象現象(フェーン現象他)と降雨観測<BR>10.渇水,河道計画における計画降雨<BR>11.河道計画における降雨〜流出変換<BR>12.洪水流出と水害形態<BR>13.豪雨災害への対応<BR>14.地球温暖化<BR>15.評価:総括・まとめ<BR>以上の項目を15回で講義する.期末期試験及び発表により成績を評価する.