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授業科目名
担当教員
都市計画特論
武藤 慎一
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324140 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
都市計画における施策評価手法として実務でも定着している費用便益分析について、部分均衡理論と一般均衡理論に基づく方法をそれぞれ説明し、簡単な数値計算を通して計算方法を習得する。それぞれに対し、中間発表、最終発表を課し成績評価を行う。
[到達目標]
都市計画における施策評価手法として、実務でも定着してきている費用便益分析の基礎理論の理解と、簡単な数値計算方法の習得を目指す。
[必要知識・準備]
学部における計画系授業科目、特に「都市計画」、「地域計画」、「交通計画」を履修していることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %問題設定/解決能力 
2受講態度 20  %日常的勉学努力 
3発表/表現等 50  %発表、表現力 
[教科書]
  1. 上田孝行, Excelで学ぶ地域・都市経済分析, コロナ社, ISBN:978-4-339-05226-8
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.費用便益分析の概要と発展の歴史<BR>2.甲府都市圏の交通問題(山梨県マスタープラン)と費用便益分析<BR>3.社会資本整備効果の計測と交通需要予測<BR>4.中間発表1:山梨県マスタープラン<BR>5.交通需要予測の方法<BR>6.便益定義と利用者便益の計測<BR>7.社会的便益の計測(現在価値換算)と政策評価指標<BR>8.中間発表2:交通政策分析と便益評価<BR>9.応用一般均衡分析への拡張<BR>10.応用一般均衡モデルの構造<BR>11.応用一般均衡分析のためのデータセットとパラメータ推定<BR>12.応用一般均衡分析による政策評価(1)<BR>13.応用一般均衡分析による政策評価(2)<BR>14.応用一般均衡モデルによる政策シミュレーション分析<BR>15.最終発表・レポート提出