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授業科目名
担当教員
建設材料学特論
斉藤 成彦
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324060 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
 近年のコンピュータの性能向上に伴い、数値解析技術の発展には著しいものがある。土木構造物の破壊に至るまでの挙動も、非線形解析技術により評価されるようになってきており、構造解析を行う上で、材料の非線形挙動を規定する材料構成モデルに関する知識を有しておく必要がある。<BR> 講義では、材料の非線形挙動を記述する力学モデルに関する知識の習得を目的とし、建設材料に対して用いられる弾塑性構成則について学習する。
[到達目標]
 構造物に利用される建設用材料の弾塑性挙動を理解し、材料の破壊について理解する。
[必要知識・準備]
応用物理学、構造力学等で学んだ力学の基礎を必要とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %知的好奇心と探求力、問題設定・解決能力について評価します。 
2受講態度 50  %授業理解力、自発的勉学、論理的思考能力について評価します。 
[教科書]
  1. なし
[参考書]
  1. なし
[講義項目]
予習:自分の担当箇所を説明できるようにしておく。<BR>復習:講義で指摘された事項を含め、自分の担当箇所の内容をまとめておく。<BR><BR>1.材料力学の概論<BR>2.応力(偏差応力と不変量)<BR>3.ひずみ<BR>4.コンクリートの破壊曲面(実験的事実)<BR>5.偏差平面と子午面(子午線)<BR>6.1パラメータモデル(ランキンの基準)<BR>7.1パラメータモデル(トレスカの基準)<BR>8.1パラメータモデル(ミーゼスの基準)<BR>9.2パラメータモデル(モール・クーロンの基準)<BR>10.2パラメータモデル(ドラッカー・プラガーの基準)<BR>11.弾塑性構成則の基礎概念<BR>12.載荷関数と等価応力<BR>13.塑性ひずみと塑性係数<BR>14.硬化則(等方硬化則)<BR>15.硬化則(移動硬化則、混合硬化則)<BR><BR>1.変形と応力<BR>2.弾塑性構成則の基礎概念<BR>3.古典弾塑性構成則<BR>4.破壊基準<BR>5.硬化・完全塑性<BR>6.最新の弾塑性構成則