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授業科目名
担当教員
固体分析科学
山中 淳二
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
279020 2 AM 2 後期 II
[概要]
物質科学や材料工学分野の研究にとって重要な,各種分析手法の基礎原理を理解する.
[具体的な達成目標]
各種分析手法の基礎原理を理解する.<BR>各種分析手法の長所と短所を理解する(将来,目的に応じた分析手法の使い分けができるようになるための基礎知識として).
[必要知識・準備]
理系学部の大学1年生レベルの物理を理解していること.<BR>理系学部の大学1年生レベルの化学を理解していること.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %10から15回程度,小テストまたはレポートを課す.個々の分析手法の原理と特徴について理解しているかどうかを評価する.目的に応じた分析手法の選択ができるような基礎知識を,得たかどうかを評価する. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. アトキンス, 物理化学(上)第8版, 東京化学同人, ISBN:9784807906956
  2. アトキンス 物理化学(下)第8版, 東京化学同人, ISBN:9784807906963
[講義項目]
15回の講義の中で,下記15項目のうち12項目以上を講義する.<BR>必要に応じて,関連する基礎学問についても講義する.<BR><BR>1. 各種機器分析装置とそれらの用途の紹介<BR>2. 電子線源の原理,SEM <BR>3. 電子によるX線の発生,EDX <BR>4. オージェ<BR>5. X線発生装置の原理とXPS<BR>6. X線回折(主に粉末X線回折か,ラウエも含めるか)<BR>7. EPMA (WDX)<BR>8. ICP <BR>9. 熱力学,相変態の復習と,TG-DTA, DSC<BR>10. ラマン分光<BR>11. AFM <BR>12. TEM(装置)<BR>13. TEM(手法)<BR>14. 各種機器分析手法の長所と短所の比較<BR>15. 総括
[教育方法]
プロジェクターと配布資料を用いて,講義をすすめる.<BR>重要なキーワードについては,英語での呼称も紹介する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)