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授業科目名
担当教員
基礎材料化学
武井 貴弘
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
269170 2 AM 2 後期 III
[概要]
 デバイスは、高い特性を有する材料と高レベルなデバイス設計より成り立っている。特に高品質なデバイスを作製するためには、まず適切な材料を開発することが重要である。材料は、金属、無機および有機材料に分類され、それぞれの特性を生かして利用されている。本授業では、まず前半(第1〜8回)では材料合成に関する基礎知識を、後半(第9〜14回)では金属、無機および有機材料を対象に、実際の材料合成とその材料の特性など関する内容を講義する。
[具体的な達成目標]
 材料合成をするための基礎知識と具体的な合成法や材料の特性をテーマとする。特に、これからの材料設計を考えて、材料全般の基礎知識、および実際の材料の合成方法とその特性を正しく理解できることを到達目標とする。
[必要知識・準備]
 基礎的な物理化学の知識があることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %講義内容の理解 
2試験:中間期 30  %講義内容の理解 
3小テスト/レポート 30  %講義内容の理解 
4受講態度 10  %積極性など 
[教科書]
  1. P. W. Atkins, J. de Paula, アトキンス 物理化学(上) 第8版, 東京化学同人, ISBN:9784807906956
  2. P. W. Atkins, J. de Paula, アトキンス 物理化学(下) 第8版, 東京化学同人, ISBN:9784807906963
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:材料合成に関する基礎知識概論<BR>第2回:物質の種類と状態変化<BR>第3回:結晶質と非晶質<BR>第4回:種々の化学結合<BR>第5回:分子間力と表面力<BR>第6回:平衡状態図と熱力学的変化<BR>第7回:イオン半径と結晶構造<BR>第8回:結晶欠陥<BR>第9回:実際の材料合成概論<BR>第10回:金属材料の主な合成方法とその特性<BR>第11回:無機材料の主な合成方法とその特性<BR>第12回:有機材料の主な合成方法とその特性<BR>第13回:複合材料<BR>第14回:その他の機能性材料<BR>第15回:定期試験
[教育方法]
毎回、講義内容に関する小テストを行うことで、理解度を確かめる。また中間および期末テストを行い、知識の総括を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)