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授業科目名
担当教員
金属・半導体合成プロセス工学
近藤 英一
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
269160 2 AM 2 後期 III
[概要]
プロセス工学とは、実際に原材料を所望の「材料・かたち」にし「性能・機能」を付与するための方法論を提供する工学で、物理と化学の応用の科学です。その分野範囲は極めて広く本学科でもプロセス工学に関係する講義が別途いくつか開講されています。<BR><BR>本講は、金属と半導体と銘打っていますが、広く材料をプロセスするために物理や化学の知識をいかに工学(ものづくり)に結びつけるか・橋渡しを行うかを理解することを目的とするものです。<BR><BR>学生諸君にとってはもしかしたら初めての本格的な「工学」の講義になるかもしれません。教科書には大学2年次向けの内容のものを使用しますので安心してください。
[具体的な達成目標]
・平衡論・速度論について、現実の工学系の例題に応用できる。<BR>・物質移動・熱移動などの移動現象の基礎を理解し、現実の工学系の例題に応用できる。
[必要知識・準備]
・本学科で開講している化学系の科目、特に平衡論・速度論を履修していることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %内容を理解し独力で問題を解くことができるか 
2試験:中間期 40  %内容を理解し独力で問題を解くことができるか 
3受講態度 20  %講義によく出席しているか、講義は聴いているか 
[教科書]
  1. 小宮山宏, 速度論, 朝倉書店, ISBN:4254250185
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.速度過程と平衡過程<BR>2.速度過程の方向性<BR>3.収支と流束<BR>4.物質移動<BR>5.流れ<BR>6.境界層・境膜<BR>7.中間評価(試験実施を含む)<BR>8.エネルギーの移動<BR>9.温度や濃度の変化<BR>10.ポテンシャルと力<BR>11.化学反応の速度<BR>12.反応と拡散<BR>13.速度と効率<BR>14.期末評価(試験実施を含む)<BR>15.復習・補足
[教育方法]
教科書に沿って講義を行う。教科書に載っていない事項についても、補足的な説明を行う。必要な場合には、プリントを配布する。<BR><BR>毎回「小演習」を行います。毎回回収・点検後返却します。この小演習の解答内容自体(正解不正解)は採点・評価しませんが,演習への取組状況は平常点として評価します。詳しくはガイダンスで説明します。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)