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授業科目名
担当教員
材料と力学II
岡村 美好/平 晋一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
268042 2 JM 1 後期 III
[概要]
工業製品の製造に携わる技術者は、製品の強度や製造方法、コストなどについて熟慮したうえで最適な材料を選定し、形状を決める能力を備えていることが求められる。本授業は「材料」と「はりの力学」の2分野から成り、技術者に必要な素養を身につけることを目指す。<BR>「材料」分野は本授業の1/3程度の時間を使って、非鉄金属材料の性質や用途、強化法などを学習し、「はりの力学」分野では残りの時間を使って、人工物を構成するはり部材の断面に生じる力、応力、たわみについて学習する。
[具体的な達成目標]
材料について<BR>1.非鉄金属材料の性質、強化法および用途などを理解する。<BR>2.プラスチックの性質や用途などについて理解する。<BR>3.セラミックスの性質や用途などについて理解する。<BR>はりの力学について<BR>1.はりの断面に生じる力、応力、たわみの概念を理解し、計算手法を習得する。<BR>2.断面二次モーメント、断面係数の概念を理解し、計算手法を習得する。
[必要知識・準備]
基礎物理学I、材料と力学Iを復習しておくこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 45  %「はりの力学」に関する目標達成状況を評価する」(評価2:授業計画6から9、評価3:授業計画11から14) 
2試験:中間期 25  %「材料」に関する理解度を評価する(評価1:授業計画1から4) 
3小テスト/レポート 30  %日常の学習への取り組み(予習、復習)、授業の出席状況を評価する 
[教科書]
  1. 日本機械学会, JSMEテキストシリーズ 材料力学, 丸善, ISBN:9784888981583
[参考書]
  1. 吉岡正人、岡田勝蔵、中山栄浩, 機械の材料学入門, コロナ社, ISBN:9784339045598
  2. 町田輝史, 工業材料の基礎, 日刊工業新聞社, ISBN:9784526066306
  3. 高 行男, 自動車材料入門, 東京電機大学出版局, ISBN:9784501417802
  4. 日本機械学会, JSMEテキストシリーズ 演習 材料力学, 丸善, ISBN:9784888981989
[講義項目]
材料<BR>1 非鉄金属材料_アルミニウム合金<BR>2 非鉄金属材料_銅合金およびその他の合金<BR>3 プラスチック材料<BR>4 セラミックス材料<BR>5 評価1(まとめと試験)<BR>はりの力学<BR>6 はりに関する基礎知識<BR>7 せん断力と曲げモーメント<BR>8 せん断力図と曲げモーメント図<BR>9 曲げ応力と断面二次モーメント<BR>10 評価2(試験と振り返り)<BR>11 曲げにおけるせん断応力<BR>12 はりのたわみ<BR>13 不静定はり(重複積分法)<BR>14 不静定はり(重ね合わせ法) <BR>15 評価3(試験と振り返り)<BR>講義の進行および内容は、履修者の理解度に応じて変更することがある。
[教育方法]
「材料」分野では、事前に授業で使用するスライドを配布し、それに沿って講義する。<BR>「はりの力学」分野では教科書に沿った講義の後,例題を解いて理解を深め,問題を解く能力を習得する。概念や理論の理解、計算手法の習得のために予習・復習を行うこと。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)