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授業科目名
担当教員
リスク管理・危機管理概論
鈴木 猛康/他
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
267390 2 CE,過年度生 2,3 後期 IV
[概要]
 普段の生活の中にも様々なリスクが潜んでおり,誰でも何らかのリスク対応をしています.無差別殺人犯やテロ攻撃の脅威が,いつ我々を身に降りかかるかも知れない世の中になってきました.社会に出ると,今やリスク対応や危機対応は,組織の存亡にかかわる重要事項となっています.本講義では,工学系の学生として最低限必要とされるリスク管理,危機管理の基礎知識を,様々な分野の本学教員とともに,実務にも詳しい外部講師を加え,オムニバス形式で学習できる貴重な機会を提供します.今後の学生生活を有意義に過ごすためにも役立つ数々の知識を,この講義で習得してください.
[具体的な達成目標]
・我が国を取り巻くリスクの現状について理解する.<BR>・リスク管理や危機管理の実情を聴講し,その要旨をまとめ,感想をまとめることができる.<BR>・リスク管理,危機管理の基礎知識を習得する.
[必要知識・準備]
特になし.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %外部講師以外の講義内容について,理解度を確認する.第14回に要点の総まとめを行う. 
2小テスト/レポート 30  %外部講師による講義の要旨ならびに感想をレポートにまとめる. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 イントロダクション(リスク管理と危機管理,リスクの定義:土木環境工学科 鈴木猛康)<BR>第2回 危機管理の概要(土木環境工学科 鈴木猛康)<BR>第3回 心身の健康リスク(保険管理センター 高山一郎)<BR>第4回 情報セキュリティ(コンピュータ理工学科 安藤英俊)<BR>第5回 ITリスク(外部講師:東京電機大学 佐々木良一)<BR>第6回 化学物質の安全管理(応用化学科 小泉均)<BR>第7回          (応用化学科 小泉均)<BR>第8回 国際宇宙ステーションの運用と危機管理(有人宇宙システム(株) 土田哲)<BR>第9回 リスクコミュニケーション(土木環境工学科 鈴木猛康)<BR>第10回 地域防災(土木環境工学科 鈴木猛康)<BR>第11回 自然災害のリスク管理・危機管理(土木環境工学科 秦康範)<BR>第12回 山梨県の災害対策と国民保護(外部講師:山梨県防災危機管理課)<BR>第13回 クライシスコミュニケーション(土木環境工学科 鈴木猛康)<BR>第14回 まとめ(土木環境工学科 鈴木猛康)<BR>第15回 評価:総括
[教育方法]
様々な分野の本学教員とともに,実務にも詳しい外部講師を加え,オムニバス形式で講義を実施します.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(A) マルチメディア情報ネットワーク技術に習熟した情報処理技術者としての基盤となる基礎的素養及び基礎的スキルを修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
B.技術者としての知的基盤の形成
 土木環境工学の専門知識習得に必要となる数学、自然科学及び情報処理の基礎学力を身に付け、土木環境技術者としての知的基盤を形成する。
[その他]
e-learning上に各講義資料をアップしています.各自で事前に資料を印刷してください.ただし,アップされている資料と講義で使うスライドは,必ずしも一致していません.しっかりと授業中にメモを取るようにしてください.